2024年10月16日

テーマ：

植物・生物／空・天気／人・地域／つくる

年　齢：

４歳児・５歳児

ねらい：

・保育園にあるイチョウの木に親しむ
・木登りに挑戦し、友だちと競いあったり、教え合う
・木の枝や葉っぱを使って遊び、様々な発見を楽しむ

丸山保育園には、大きなイチョウの木があります。 園庭で遊んでいた年長さんが「この木に登ってみたい！」 と、挑戦を。 何度か、挑戦するうちに、手足を上手に使って登れるようになりました。

すると、毎朝、木登りタイムが始まり・・・段々と上の方まで挑戦していきます。

近くで見ていた年中さん。「ぼくものぼりたいなぁ・・」 そこでお姉さんたちが「こうやって足をかけるんだよ」 などと、教え始めました。 それでも、やっぱりすぐには登ることができず、その日は諦めていました。

その後、登った木の枝を折ったり、落ちてしまった葉っぱを集め 「これ、持って行っていい？」 と部屋へ持ち帰る年長さん

その後、お部屋に入ると 今度は葉っぱに絵を描き始め、面白い作品が出来上がりました。

葉っぱアートができ上り、嬉しそうに見せてくれた子どもたちでした。

ここに足をかけて ここを持って登るんだよ。

この枝は、皮を剥くと白くなったね まるで骨みたい でもこの枝は緑だ・・・なんでかな？

わたし葉っぱでちょうちょ描いたよ

私は女の子かわいいでしょ？

枝を使ってこうやって葉っぱを細かくできるんだ

このイチョウの木は２０年以上前からあり、 以前はよく年長さんが登っていました。

近年、木登りをする子どもたちは少なく、葉っぱを拾って 遊ぶくらいでした。 プールが終わり涼しくなってきて、心も体もたくましくなった 年長さんが、自ら木登りに挑戦し、数日で登れるようになりました。 すぐそばで、じっと見ていた年中さんも「やりたい」気持ちが 膨らんで、挑戦！

残念ながら、登れなかったものの、きっとこれから 挑戦していき、登れるようになるでしょう。

年長さんの知恵や体力の育ちを感じ、 木の枝や葉っぱを使った遊びもユニークで面白かったです。

久しぶりに「木登り」の伝統が復活し、保育士もワクワクしています。 これからも、身近なイチョウの木に触れながら、楽しんでいきたいです。