植物・生物 カイコの一生に触れる

2024年8月27日

テーマ:
植物・生物
年 齢:
5歳児
ねらい:
・生き物に親しみを持って接し、生命の尊さに気付き、いたわったり、大切にしたりする。

活動内容

5月下旬

昨年飼っていたお蚕さんが産んだ卵。冷蔵庫から出して2週間。

出てきました出てきました♡

卵から出てきて桑の葉に登っていくお蚕さんの赤ちゃん。

「出てきたー!」「こっちも出てきたー!!」

と、子どもたち大興奮。

日に日に大きくなっていくお蚕さんに興味津々。

「桑の葉、食べてるよ!」

「ぷにぷにしててかわいい♡」

と優しく手に取り、愛でています。

脱皮を繰り返し、どんどん大きくなっていきます。

「桑の葉、持ってきたよ!」

「僕が持ってきた桑の葉、食べてるー!」

おいしそうな桑の葉を見つけて持ってきてくれる子も。

ぶりっぶりに成長したお蚕さん。

糸を吐いて繭になっていきます。

キレイな繭がたくさんできました♡

 

蛹を出して観察。

「蛹、めっちゃ動いてるー!」

数日後。

蛹から蛾になって出てきました。

指に乗せて可愛がっていたら、、、

「ん?おしりから何か出てきたー!!」

「卵だー!!」

子どもたちの手が温かかったのかな、次々に産卵!

動きが徐々に弱くなり、死んでしまったお蚕さん。

「埋めてあげようね」と、子どもたち。

畑の隅に埋めてあげました。

繭を使って、夏祭りで〝こびとさがし〟を楽しみました♡

他にも、繭を使って何ができるかな〜?と、子どもたちと考えながら大事に使わせてもらおうと思っています。

子ども達のきづき

「ん?お蚕さん、ツノはえてる!!」

「頭とお尻に目がある!?」

よーくよーく見てると、いろんな発見があります。

繭をトイレットペーパーの芯から出しています。

「お蚕さんがこんなたまごみたいになったんだね。」

「中はさなぎなんでしょ?」

「お蚕さん、もっと大きかったのにね?」

不思議がたくさん。

繭の周りのモフモフを丁寧にとってくれています。

「ふわふわしててきもちいい♡」

「これ、何かに使えるかな?」

事例に対する保育者の思い

孵化するところからカイコに触れることで、愛着を持って、大切に育てようとする子どもたちの姿がありました。2ヶ月ほどの短い期間で、生まれて形を変えながら成長し、死んでしまうところまで見届けることができ、子どもたちなりに感じることもあったと思います。こうした経験を通して、今後も虫や生き物に対して命があることを忘れず、大切にしてもらえたらいいな、と思います。

さくしりついずみほいくえん 佐久市立泉保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 尾方 順子
運営法人 佐久市
運営法人代表者名 佐久市長
園の設立日 1975.4.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒385-0055 佐久市三塚300-2
エリア 東信
お問い合わせ先 TEL : 0267-62-1259 
FAX : 0267-62-1259 
MAIL : izumi-hoiku@city.saku.nagano.jp
ホームページ https://www.city.saku.nagano.jp/kenko/kosodate/hoikushisetsu/izumi.html
定員数 未満児 : 30人 3歳児 : 30人 4歳児 : 40人 5歳児 : 40人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ