2024年8月16日

テーマ：

水／空・天気

年　齢：

４歳児

ねらい：

友達と一緒に雨の日のシャボン玉の不思議さに気づいたり楽しさを共有する

しゃぼん玉遊びをしようと計画していたけれどこの日は雨降り。

保「しゃぼん玉って雨にあたるとどうなっちゃうんだろうね？？」

「われちゃうと思うよ」

保「そうだよね・・・われちゃうよね」

「でも、屋根があるから大丈夫だよ！！」

と、みんなルンルンで靴を履き軒下でしゃぼん玉をすることにしました。

「雨にあたってるのにわれないよー！！」

「すごーい！絶対われると思った！！」

「強く吹くと小さいのがいっぱいでるよ」

「やさしく吹くと大きいのができるよ」

「みてみて！水たまりにいっぱいしゃぼん玉がうかんでる！」

「きれー！」「なんかキラキラしてるよ！」

「水たまりにいっぱい吹いてみようよ！」

「おもしろいねー」

「なんかキラキラしてて虹色だね」

「富士山だよ」

「ちっちゃいしゃぼん玉の上におおきいしゃぼん玉が乗ったよー」

「みんなでお城作ってるの」

また、別の日の雨上がり・・・

水たまりの園庭を見て「しゃぼん玉やろうよ！」と子どもたち・・・

以前の雨の日のしゃぼん玉が楽しかったようで、空に向かって吹くのではなく地面に吹いていました。

だんだん地面だけでなく、いろいろなところに行ってしゃぼん玉を吹いてみる子どもたち・・・

「みてみてーここにもくっついた！」

「怪獣みたいだね」

「下までいっぱいつけてみよー」

「わー！葉っぱにもくっついたよー」

「キラキラしてるー」

「しゃぼん玉のお花みたいだね」

「もっともーっとたくさんお花咲かせようよ」

晴れている時のしゃぼん玉は、空にあがっていく様子を楽しむ姿がありますが、雨降りのしゃぼん玉は、水たまりに向かって吹くことで水たまりに浮かべたり、いろいろな所にしゃぼん玉がつく様子を楽しむ姿がありました。また、たくさんのしゃぼん玉が重なり合ってできる形を富士山、お城、など想像を膨らませて友達と共有したり、葉っぱの上についたことでお花にみたてて咲かせてみたりと、晴れている時には気づかなかった、雨降り、雨上がりだったからこそ形、色、匂いと発見がだくさんありました。

保育士自身も晴れている日にしかしゃぼん玉をやったことがなかったため、雨にあたっても割れないことやこんな遊び方があったんだな・・・という発見になりました。子どもたちの想像力の豊かさに改めて驚かされました。子どもたちの様々な遊びを通して一緒に発見したり共有することで五感を育んでいきたいと思います。