植物・生物 カブトムシを育ててみよう!

2024年12月6日

テーマ:
植物・生物
年 齢:
5歳児
ねらい:
身近な小さい生き物に触れ、その成長過程に関心を持つ。
カブトムシを育てる中で生死に触れ、生き物を大切にする心を育てる。
見たこと、感じたことを身体で表現して楽しむ。

活動内容

5月 お友達がカブトムシの幼虫を連れてきてくれました。

園庭で見つけられる幼虫よりも大きくびっくりする子ども達。

「えー!触りたいけどさわれない!」「動いたー!」と大盛り上がりでした。

全部で10匹育てることになりました。

毎日ケースを覗きながら「ここにいる!」「今日は上の方にいる」と観察を楽しんでいました。

7月になり蛹になると「もうすぐだよ!」とより興味が湧いてきた様子。

「奇形っていうのになっちゃうんだよ」「ちゃんと元気にカブトになってくれますように!」と食い入るように覗いていました。

そして数週間後…

ついにカブトムシになってくれました!

毎日餌をあげたり背を撫でたりと世話するのを楽しんでいます。

子ども達のきづき

「頭と色が違うね」「お蚕さんともちがうよ」と同時期に育てていたお蚕さんとの違いを発見して楽しんでいました。

子ども達なりに土の上にいる時は「起きてる時」土に潜っているときは「寝ている時」と区別し、「いっぱい寝るんだよ〜」「寝る子は大きくなるんだって」と優しい言葉をかけてくれていました。

また、カブトムシに興味がある子は図鑑を開いたり保護者から色々なことを聞き「羽がおかしくなっちゃうんだって」「それ奇形っていうんでしょ!」「カブトムシにならないで死んじゃう子もいるんだって」とお話ししあって楽しんでいました。

事例に対する保育者の思い

今回は、カブトムシの幼虫を家庭から譲っていただき、その成長過程を観察することができ、関心が持てたと思います。特に蛹の様子、羽化する様子、抜け殻はなかなか見ることが出来ないので、貴重な経験でした。

今は昆虫も、ペットショップで買えるのですが、自然が身近にある環境の中だからこそ、自分で散策して捕まえる喜び、そして世話をする大切さを体験を通して感じてほしいと思いました。

育てるにあたりカブトムシをどうしたらいいか、みんなで意見を出して話し合った時、子どものそれぞれの考えや思いを感じました。子どもなりにカブトムシの事を考えて、自分の知っている知識や思いを出し話し合って決められた事は、小さい生き物への思いやりがあり、子どもたちの成長を感じられた場面でもありました。

さくしりつなかごみだいにほいくえん 佐久市立中込第二保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 若林 弘子
運営法人 佐久市
運営法人代表者名 佐久市長
園の設立日 1956.10.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒385-0051 佐久市中込1790
エリア 東信
お問い合わせ先 TEL : 0267-62-0432 
FAX : 0267-62-0432 
MAIL : n-daini-hoiku@city.saku.nagano.jp
ホームページ https://www.city.saku.nagano.jp/kenko/kosodate/hoikushisetsu/nakagomi2.html
定員数 未満児 : 30人 3歳児 : 33人 4歳児 : 33人 5歳児 : 34人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ