植物・生物 この幼虫・・・何かな?

2024年8月28日

テーマ:
植物・生物
年 齢:
5歳児
ねらい:
友だちと生き物の成長を観察し、命の不思議を感じる。
感じたことを友達と話したり、調べたりすることを楽しむ。

活動内容

ある日の朝、飼育ケースを覗き込みながら・・・

「先生、この幼虫。なんだろう?」

 

「あ〜!これさ、この前、一緒に見たよね」

「ツマグロヒョウモンチョウだって!」

図鑑を見ながら話したり観察したりしています。

あとから登園して来た子ども達も、「なになに?」と気になる様子・・・。

 

 

「あ、ここにいる(図鑑)虫と本当に一緒だね」

「本当だね、一緒だ。」

「これにはいるかな?」

クラスにある図鑑を持ってきては、ページをめくり探します。

その後も毎日様子を見ては、

「先生! 動いたよ」

「はっぱ食べてる」

そして、しばらくしたある日

「あ、さなぎになってる」

「みせてみせて」

「このあと、どうなるのかな・・・」

と観察を楽しみました。

子ども達のきづき

・・・ある日の朝。

「あ、チョウチョになってる!」

え、どれどれ?」

「本当だー!!」

 

「さなぎから出てきたんだ」

「飛び立つ練習してるんじゃない?」

「あれ、何か血がついてる」

「おなかからでてきた血じゃない?私たちもママのお腹から出てきた時みたいに」

気づいたことを思い思いに話していた子どもたちでした。

 

そして、子どもたちと話し合って逃してあげることにしました。

 

「ばいば〜い」

「元気でね〜!!」

と、飛び立っていった蝶を嬉しそうに見送った子どもたちでした。

事例に対する保育者の思い

図鑑や本でしか見たことのない蝶の幼虫を実際に見つけ、飼育しながら成長を見届ける貴重な経験。

実物を見ることで、より興味や関心も深まり、大きさが変化すること、皮をぬぐこと、さなぎの色、形などを知り、成長していく中での変化をよく見ていました。

そして、蝶になった時には、喜びが溢れたと共に疑問も生まれ、考えたり、調べたり。

ツマグロヒョウモンチョウという一つの“命”から様々な発見や気づきに繋がった子ども達でした。

この経験からも、命の大切を感じてもらいたいと願っています。

あずみのしりつとよしなにんていこどもえん 安曇野市立豊科認定こども園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 宮澤 暁子
運営法人 安曇野市
運営法人代表者名 安曇野市長
園の設立日 1953.4.18
認定日 2015.10.13
区分 認定こども園
住所 〒399-8205 安曇野市豊科4553-15
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-72-2305 
FAX : 0263-72-2305 
MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp
ホームページ http://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/
定員数 未満児 : 23人 3歳児 : 40人 4歳児 : 60人 5歳児 : 60人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ