植物・生物 ちょうちょになってる!!

2024年8月28日

テーマ:
植物・生物
年 齢:
3歳児
ねらい:
蝶の成長に触れ、身近な生き物への興味や関心を深める。

活動内容

生き物が大好きな子どもたち。散歩先や園庭で、身近な生き物をたくさん見つけています!

「あっ、オタマジャクシいたよ」「オタマジャクシの保育園みたい!」

「あっ、ミミズがいた!」

「ミミズ、ゲットだぜー!!」

生き物探しをしたり、触れたりしながら面白がり、興味を深めてきました。

 

そんな中、園で育てているパンジーの葉に毛虫!?幼虫!?がいることを発見!

「なんかこわいねぇ」「トゲトゲしている」という声もありましたが、隣の年中クラスのお兄ちゃんが、「ちょうになるんだよ」と教えてくれたので、クラスで飼育することにしました。

「ちょうちょになるかなぁ」

毎日、観察していた子どもたち。

数日後、動かなくなった幼虫…「うごかないねぇ」「ねているのかな」不思議に思っていると、次の日には蛹になっていました。

蛹になったから、次はちょうちょかな?ワクワクしながら毎日見ていた子どもたち。

 

そしてある日の朝、登園してクラスに入ると、ちょうちょになっているのを発見!!

「ちょうちょになってる!!」

興奮気味に保育士や周りの友達に教えてあげ、大喜びの子どもたちでした。

年中クラスで飼育していた幼虫も同じタイミングで羽化し、見せに来てくれました。

「おんなじだね!」と見比べたり、図鑑を持ってきて「ツマグロヒョウモンっていうちょうだよ」と優しく教えてくれました。

 

しばらく観察をしたあと、「おかあさんに会いたいんじゃない?」と一人のお友達が言いました。

その声を聞き、みんなで相談して、放してあげることに…

「とべるかなぁ?」「がんばれー!!」

ちょうちょが飛び立つと、追い掛けていくこどもたち。

「ばいばーい!!」「またきてねー」

子ども達のきづき

よーく観察する子どもたち。

「あっ葉っぱ食べてる!」「いっぱい食べるとちょうになるんだよね?」

「これ(落ちている黒いもの)はうんちかな?」

いろいろなことに気付きます。

「先生!粘土で(幼虫)作ったの!これがトゲトゲしているところだよ」

「この中(蛹の中)にはもう何も入ってないよ」

「ここからでてきたんだよ」

 

飼育ケースに赤い液体がたれているのを発見!

「鼻血を出したんじゃない!?」

※羽化するときに余っている体液を出すそうです。

「はねをパタパタさせてるね」

「うん!こんなふうにしていたよ!」

両手を使って表現してくれる子もいました。

年中さんに教えてもらったあと、

「いろんなちょうちょがいるんだね」と図鑑を見ていました。

事例に対する保育者の思い

絵本や図鑑などで幼虫から蝶になることは知っている子もいましたが、実際に飼育したり、年上児に教えてもらった中で、いろいろな気付きがありました。

「蝶になるかな?」と飼育する中で親しみも出てきて、毎日観察したり、粘土で作ってみたりする子どもたち。そして、蝶に羽化したときの子どもたちの驚きと、嬉しそうな顔!

今回の活動を通して”自然や生き物って不思議だな!面白いな!”と感じ、子どもたちの興味や関心に繋がってくれたらいいなと思います。

あずみのしりつたつみにんていこどもえん 安曇野市立たつみ認定こども園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 西村 由夏
運営法人 安曇野市
運営法人代表者名 安曇野市長
園の設立日 1982.4.1
認定日 2015.10.13
区分 認定こども園
住所 〒399-8204 安曇野市豊科高家151-1
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-72-5445 
FAX : 0263-72-5445 
MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp
ホームページ http://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/
定員数 未満児 : 21人 3歳児 : 30人 4歳児 : 30人 5歳児 : 30人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
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保育者募集 要問合せ