2024年7月2日

テーマ：

土／植物・生物／水／空・天気／人・地域／食／つくる

年　齢：

3.4.5歳児

ねらい：

○自分たちのこども園の畑で育てた野菜の収穫を喜ぶ
○地域の方とのつながりを喜び、感謝できる気持ちを育てる

こども園の裏にある畑で育てていた玉ねぎが、いよいよ収穫の時を迎えました。その合図は、「葉っぱが枯れて、倒れたら、だよ。」そう教えてくれたのは、3月に退任された、おじいちゃん先生でした。だから、葉っぱが枯れたことを、おじいちゃん先生にお知らせしました。そうしたら、なんと！おじいちゃん先生が来てくれることになりました。

畑に行くと・・・「あーっ！！」かくれんぼしているおじいちゃん先生の姿が・・・！

久々のおじいちゃん先生。会えて嬉しいね！

最初は年少さん。おじいちゃん先生にお手伝いしてもらって、収穫に挑戦！

「玉ねぎのところ持って、そっと抜くだよ」

「わかった！」さっそく挑戦！！

「みてー！ 抜けたー！ちっちゃーい！」

「わたしはもうこんないっぱいとったよ！」

みんな上手！次々と玉ねぎが収穫されていきます。「うわー！おっきーい！」

先生もとれたー！！

自分で収穫した玉ねぎを持って記念撮影！「いっぱいとれたね！」

次は年中さん。玉ねぎの抜き方を聞く姿が、とっても真剣。

「玉ねぎの長ーい葉っぱのところを引っ張るとちぎれちゃうからね。ほら、玉ねぎの見えてる頭のとこ、軽く引っ張れば抜けるでね」

「わかったー！」

玉ねぎのところを持って、そっと引っ張って・・・「おー、抜けたー！けっこう大きいよ！」

「すごーい！もうそんなにいっぱい。一人5個ずつ。僕も頑張ろう！」

「いいやつとれたよ！」

「

年中さんも最後に、おじいちゃん先生と記念撮影。うれしいね！

最後は年長さんです。大好きなおじいちゃん先生に会えて嬉しそう！

「年長さんは、去年も玉ねぎ収穫したから、抜き方おぼえてるね」とおじいちゃん先生。「どれにしようかなあ。大きいほうがいいなあ。」と子どもたち。

「みてー！こーんなに大きい玉ねぎとれたよー！」

さすがは年長さん。決められた５個の玉ねぎを、すぐには抜きません。自分が気に入ったサイズの物を”吟味”します。

「あと２個、とってもいいんだよね！」

「ぼくはもう、５個取れたよ！大きいのもあるでしょ！！」

大好きなおじいちゃん先生と一緒に、去年の秋に植えた玉ねぎの苗は、なんと１６０個の立派な玉ねぎになり、子どもたちが収穫を楽しむことができました。

その時間はとてもあったかくて、素敵なひとときでした。

みんながこうしてたくさんの玉ねぎを収穫したり、畑で夏の野菜を育てられるのは、長年お勤めいただいた”おじいちゃん先生”のおかげ。子どもたちと一緒になって遊んでくれていた中で、畑の世話を一生懸命してくれていて、柔らかな土になっているからこそ、立派な野菜たちが育ちます。こうしていつも、みんなのことや園のことを見守っていてくれる、地域の方がいることを、子どもたちの心の中に、いつも大事にしてほしいな、と願っています。

収穫した玉ねぎは、こども園の給食でいっぱい食べます！そして、元気な体を作ろうね。

年長さんも一緒に、「はい、チーズ！」