植物・生物 水 空・天気 火 人・地域 食 つくる おいしい味噌になあれ!

2024年6月20日

テーマ:
植物・生物/水/空・天気/火/人・地域/食/つくる
年 齢:
3歳児から5歳児
ねらい:
・大豆が味噌のなることを知り、五感を使い楽しく体験する
・味噌の仕込みを通し、思いを出し友だちや保育者と共有する
・地域の味噌屋さんに教えてもらう中で、自分の住む地域にこのような味噌を作っている場所があることを知る
・大豆・塩・糀・種味噌などそれぞれの役割があり交じり合ってみそになることをに興味を持ち科学的な目を養う

活動内容

今年も「丸山保育園の味噌作り」が始まります。

はじめに、パネルシアターで味噌作りについて学びます。

その後、みんなで「大豆を煮る」ところを見ました。

 

一晩水につけた「大豆」を透明な鍋に入れて煮ていきます。

段々と大豆が動き出しました。

「わー」と声が上がります。

そして、ぐるぐると大豆が動きながら煮えるところを見学しました

(実際は給食先生が3時間以上かけて大豆を煮てくれました)

午睡のあとのおやつは「野菜と昨年作った味噌のディップ」です

そして、地域の味噌を作っている「松岡屋さん」が来てくださリ

味噌の仕込み体験が始まりました。

はじめに「麹」の働きや乳酸菌についての話をお聞きし、実際に

麹の匂いをかいでみました。

麹には目に見えないけれども「ハサミ」のような働きがあり、大豆を切って

細かくすると乳酸菌が働き味噌が熟成されるのです

次にやわらく煮た大豆を皆で鍋からビニール袋の中に移しました。

さぁ、みんなでビール袋の上からつぶしていくよ!

手のひらに力を入れて「ぐーっ」潰します。学年ごと体験し、

最後は保育者が大人の力で頑張ってつぶしました。

次は 塩と麹を混ぜたものを入れ、また潰します。

柔らかさを見ながら木下さんが、「大豆の煮汁」を混ぜていき、ちょうどいい感じになるまで混ぜました。

「この煮汁はとてもおいしいんです」と木下さん

そこでみんなで飲んでみました。

深い甘みを感じました。

最後は昨年みんなで作った「丸山じるしの手前味噌」と松岡屋さんの味噌

を「先輩味噌」として入れました

先輩味噌が「味噌の発酵」を助けてくれるのです

最後に、「味噌玉」をつくって樽に叩き入れます。

年長さんは経験があるので「ぽん!」といい音がしました。

1っヶ月後「天地返し」をし、半年後にはみそが出来上がります。

今年はどうやって食べようかな〜

子ども達のきづき

一晩水につけた大豆・・・「わー、おおきくなってる!」

「(豆が)おどってる!じゃんぷしてるよ!」

30分位豆を煮た煮汁も飲んでみました。

「りんごジュースかとおもった」

「麹の匂いって甘いよね」

 

(大豆を食べて)「やわらかい」「おいしい」

「がんばれー!」(友達や先生が潰すところを見て)

味噌を樽に入れたあと、手袋についていた味噌の素を食べて

「からい。でもおいしい・・」

いつまでもなめていました。

 

 

事例に対する保育者の思い

今年で4年目となる「味噌の仕込み体験」を今年も地域にある松岡屋醸造場の木下さんの力をお借りして、行うことができた。

園の近くに戦国時代から続く歴史のある味噌蔵を持ったお店があることで

貴重な体験をさせていただき感謝である。

毎年体験を重ねる中、年長児の中には「次は〜だよね」と味噌作りの行程を予測している姿もあり、積み重ねの大切さを感じている

昨年園で栽培した大豆も少量であるが加え味噌作りをしている。

こうやって自分たちの作ったものが味噌になり、食べられることはとても貴重な体験である。

これからもみんなで味噌の変化を観察しながら、出来上がりを楽しみに待ちたい

 

にんていこどもえんいいだしまるやまほいくえん 認定こども園飯田市丸山保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 髙梨 絹子
運営法人 飯田市
運営法人代表者名 飯田市長
園の設立日 昭和28年2月23日
認定日 2017.10.27
区分 認定こども園
住所 〒395-0071 飯田市今宮町2-113-2
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265-22-2077 
FAX : 0265-22-2077 
MAIL : ns-maruyama@city.iida.nagano.jp
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 6人 4歳児 : 7人 5歳児 : 7人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 7:30~18:00
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ