2024年6月5日

テーマ：

土／植物・生物

年　齢：

３歳児

ねらい：

身近な小動物に関心を持つ。

戸外遊び中、子どもたちはミミズ探しに夢中になっていました。

今日も「ミミズを探したい‼」と言って、登り棒の下に敷いてあるマットのところへ行き、めくってみました。

「あ！いた〜‼」

「早く取って！」

「触りたいけど・・・・・・無理〜‼」

棒なら取れるかな？

「取れた〜‼」

「もう1回・・・・・・とれた！」

ミミズを捕まえる様子を見て他の子どもたちも興味を持って集まってきました。

「見せて見せて〜。」

しばらくして片付けの時間になりました。しかし愛着がわき、「はなしたくない！」という子どもたち。そこで、ミミズを土の中に入れると、どんないいことがおきるのか、子どもたちに話してみました。「じゃあ土の中に入れてみる！」と言って、ミミズをピーマンを植える予定の土の入ったプランターに入れておくことにしました。

「またね〜。」「美味しいピーマンにしてね〜。」

とミミズに声をかけました。

「小さくてかわいい！赤ちゃんミミズだ！」

「７匹も見つけたよ〜。」

「全部自分でとったんだよ！」

年長さんが探している様子を見ていたので、登り棒のマットの下にはミミズがいることがわかり、７匹も自分たちで捕まえることができました。年長さんってすごい！と感じたり何かあったら年長さんを見ればと思ったのではないかと思います。

また、たくさん探したい子ども達は、他の遊具のマットの下や土の中など、ミミズのいそうな所はどこかな・・・と考えながら探す姿が見られました。

「私もミミズ欲しい！」　「棒で捕まえてみる！」

捕まえたいけど手で触るのはちょっと・・・という子はお友達が棒を使ったのを見て自分も使おうと考えました。どんな棒がいいかな、他にも使える道具はないかな、子どもたちなりに考えたようです。

土の中にミミズを入れると、良い土になることを先生から教えてもらった子どもたち。これからミミズがいい土にしてくれて、美味しくて大きなピーマンが収穫できるかと思うと・・・野菜の生育にも期待が膨らみます。

年長児の様子を見てミミズ探しに興味を持つことができ、年長児に対する憧れの気持ちも持てたように感じています。

ミミズを捕まえるため、スコップや木の棒など、どのような道具を使ったら捕まえられるか３歳児なりに考える姿が見られました。

素手で触れるようになると、触れるようになったことが嬉しく、とても得意げな表情が見られ、より生物に興味・関心がわいたのではないかと思います。

テラス前のプランターに放したこともあり、身近に感じることができるかと思います。これからのピーマンの生育にも期待や興味を持ちつつ、ミミズの働きも気にかけながら、小さな生き物や野菜への興味や関心を深めていってほしいと思います。