2024年5月20日

テーマ：

植物・生物／水／空・天気／人・地域

年　齢：

3歳児から5歳児

ねらい：

・五感を使って昆虫、植物小動物等と接する
・友だちや保育者と思いを伝え合いながら、春の生き物探しを楽しむ
・思いを共感しあう
・昆虫や小動物などの生態に興味関心を広げる

4月の終わり、お部屋で遊んでいたら、

秋からずっと部屋においてあった飼育箱の中に何かいる！

と発見した年長さん

「あ！ちょうちょだ」「アゲハチョウ？」

いつの間にか、大きなアゲハチョウが2匹いるではありませんか

見てみてすごい！と他のお友だちにも知らせて、

早速ちょうちょの観察です

その後、「可哀想だから、空に放そうよ」という

年長さんの呼びかけで

みんなで園庭に出て放すことになりました。

蓋を外すよ・・・それ！

わあー、とんだとんだ！

みんな大興奮でした。

その後、アゲハチョウさんたちは、すぐには飛んでいかず

保育者の靴に止まったり

畑のところにも・・・

パンジーの花にもやってきてくれました。

その後年長さんたちは

いつものように、カメさんの掃除を始めました。

ミシシッピアカミミガメと言います。

少し前に冬眠から目を覚ましました。

大事に育てています。

保育園には、虫や草花や色んな生き物がいます。

これからも様々な発見を楽しみたいです。

あ！これなに？

ナメクジじゃない？

それと、ダンゴムシも見つけたよ。

薪用の桜の木に何やらへんなきのこ！

調べてみよう・・・

「シュタケ」というきのこでした。

ぞうさん（年長）いいなぁ

亀の掃除したいな（年少うさぎさんのつぶやき）

昨年の秋にさなぎになった。アゲハチョウの幼虫

そのまま冬を越していました。

保育者は「もう死んでしまったかな」

とも思いましたが、「もしかしたら・・・」

と部屋の隅にそのまま置いておきました。

まさか、成虫になるとは！

命って素晴らしいな〜

感動しました。

年少さんにとってはきのうまで空の飼育箱だと思っていたところから

急に「アゲハチョウが2匹も！」と驚きとともに

興味深く観察していました。

蝶が飛び立った時、思わず「わー！」という大きな歓声とともに

走りだす姿がありました。

保育園の中にも小さな自然のコミュニティーがあります。

これからも子どもたちと共に様々な発見を楽しんでいきたいです。