2024年5月30日

テーマ：

土／水／食

年　齢：

５歳児

ねらい：

・稲の栽培方法や生長に興味をもつ。
・土、泥、水に触れ感触を味わったり、田んぼ作りを楽しむ。

昨年の年長さんの姿を思い出し、今年もお米作りたい！！とプチ田んぼ作りの準備が始まりました。

お米作りの絵本やお米博士からもらった作り方をみんなで確認。

「さ〜頑張るぞ！！」やる気いっぱいの子どもたち。

まずは去年のプチ田んぼの土をほぐす所から・・・

「かたい〜」

「ぐさってやればいいんじゃない？」

「（土）持ってるからシャベルでほぐして」

力を合わせる姿も！

「水入れるよ〜」

新しい土や肥料を入れたら・・・さぁやるぞ！！

「うわ〜　ぐちょぐちょする」

「えー気持ちいいじゃん」

「うん　気持ちいいよ」

「水冷たいね」　「あっ混ぜてるとあったかくなった」

この満面の笑顔！！

「おばけだぞー」

「がおーオオカミ」

「私達は黒猫よ♪」

肘まで真っ黒にして心地よさを楽しんでいると・・・

その様子を見ていた年少さんが「わーどろんこおばけだ〜」

その声を聞いた子どもたちが「まてまて〜」

どろんこおばけになって年少さんと追いかけっこを楽しむ姿もありました。

最初は泥に手を入れることに躊躇する子もいましたが、友達の「気持ちいいよ」「ここ（入って）いいよ」と誘われやってみると・・・「気持ちいい！！」

泥の楽しさを感じたようです。

楽しくてずっと混ぜていると・・・

「何かぺとぺとしてきた」泥がしっかり混ざって感触が変わってきたことに気付く子もいました。

これで元気に稲が育つ土ができたかな？

いよいよ田植えの日

「あっ（土が）ちゃんとやわらかい」

「昨日、水入れたのにもう減っちゃってるね」

優しく稲を植える姿がありました。

普段の遊びでは泥にしっかり両手を入れて遊ぶ経験の少ない子もいますが、今回の活動では田んぼの土作りを通して土や水、混ざり合っていく感触を楽しむことができました。

感触を楽しみ開放感を味わう・・・一人一人の笑顔から楽しさが伝わり、改めてその大切さを感じた日でした。

私自身、周囲でも稲作の減少を感じる今だからこそ子どもたちに伝えていきたい大切な経験を子どもたちと重ねていきたいと思いました。