植物・生物 空・天気 人・地域 食 春みーつけた!

2024年3月29日

テーマ:
植物・生物/空・天気/人・地域/食
年 齢:
3〜5歳児
ねらい:
・異年齢の友だちと一緒に、相談したり気付きに共感しながら、春探しを楽しむ。
・ポップコーンの変化を楽しみ、味わう。

活動内容


年長さんが育てたポップコーンを「今年度最後の誕生会のお楽しみに、皆が1つ大きくなったお祝いに」と、お鍋に入れて作りました。

フライパンとホットプレートでも作ってみました。

しばらくすると、爆ぜました・・・「あ!」子ども達の口から思わず声があがりました。

ポップコーンの変化に興味津々で見入る子ども達。ポップコーンが動くたびに一喜一憂していました。

年長さんが、得意の“絵”を活かしてポップコーンチケットを作ってくれました。このチケットを持って、もう1つのお楽しみに・・・。

園庭に出て、春探しのビンゴをしました。異年齢のお友だちとペアになって、『春の色は?』『ツルツルの葉っぱは?』『コロコロしたものは?』など、お題に沿って自然物を探しました。

園庭には、土手もありますが、1年間遊びながら登り降りしてきた子ども達にとってはへっちゃらです。

年長年中年少、手を繋いだり相談したりしながら、探しました。

「あ、あった!春の色」「春の色はね、ピンクなんだよ」と(笑)

お題の自然物を見つけると、シールを貼ります。全部のシールが貼られると・・・

ビンゴカードとポップコーンチケットを持って、出来立てのポップコーンをもらいます。

一緒に春探しをした異年齢のお友だちと、園庭の好きな場所を選んで、ポップコーンを味わいました。

「あったかいね〜」「おいしいね〜」「もっと食べたいね」春の暖かな陽気の中で、お祝いポップコーンを味わいながら、皆1つ大きくなることへの楽しみを膨らめました。

子ども達のきづき

ポップコーンは大好きな子ども達、家庭でも食す経験はあると思いますが、ポップコーンが爆ぜる様子を見るのは初めての子どもが多かったようです。

「あ」「あ」「あ」ポップコーンが1つ爆ぜる度に、誰かしらから声が上がりました。

「ぽん!って言った」「飛んだよ飛んだ」「なんかさ、下の方はまだ黄色いね」「なんで白いんだろう?」「(よくよく種を観察して)あ!ポップコーンの種の中が白いんだ!」とポップコーンの爆ぜる様子を解説したり疑問の答えを考えたり、「いい匂いがしてきた」「なんか焦げてる匂いもする」と、鼻も効いていました。

 

子ども達は、いろいろなものを発見します。

「この葉っぱの穴さ、恐竜の足みたい」「見て、この石。つるつる」と、友だちの気づきの声に、「ホントだ」「これはどう?」と共感したり提案する会話が聞かれました。

 

事例に対する保育者の思い

・畑作りの中で、取り組んだポップコーン作り。年長さんが収穫し、干して乾燥してありましたが、「どうやって食べようか?」と相談した結果が、「全員が1つ大きくなった3月の誕生会」でした。また、3月最後の誕生会のお楽しみには、皆で話したり考えたりしながら楽しめる事をしたいと思い、「春探しのビンゴ」を取り入れました。

1年間、縦横無尽に園庭を走り回り、自然の変化を自身の五感と全身で触れ感じてきた子ども達なので、お題を出しても答えは1つではなく、子どもの数だけの春が見つかりました。その気付きと発見の力は、自然の中で培われたと思いました。この1年間、子ども達が自然の中で過ごす積み重ねの大きさを感じました。

・子ども達にとって口に入る楽しみは、また格別!ポップコーンを味わっても、「もっと食べたいね」と、食後のデザートにもおかわりをして食べていました。食農体験で、自分で作って食べる!という経験は、子ども達にとって食への意欲を掻き立てるものであることを、改めて感じます。来年度も、子ども達と相談して畑作りに挑戦したいと思います。

 

にんていこどもえんいいだしかわじほいくえん 認定こども園飯田市川路保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 宮崎 千保子
運営法人 飯田市
運営法人代表者名 飯田市長
園の設立日 昭和43年6月1日
認定日 2017.10.27
区分 認定こども園
住所 〒399-2431 飯田市川路3467-2
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265-27-3202 
FAX : 0265-27-3202 
MAIL : ns-kawaji@city.iida.nagano.jp
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 15人 4歳児 : 15人 5歳児 : 15人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 7:30~18:30
延長保育の有無 要問合せ
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保育者募集 要問合せ