2024年3月22日

テーマ：

人・地域

年　齢：

0,1歳児

ねらい：

大好きな電車や車を見に行く

３月に入って、日差しに春の気配が感じられるようになりました。

寒さが厳しい季節は中々外に出られなかった子どもたち

そろそろ散歩に出られるかな、大好きな車や電車を見せてあげたいな、と

暖かい日をねらって散歩に出かけました。

出かける前に、「電車見に行こう」　「パトカー見られるかな」と保育士が言うと、

反応して外を指さす姿もあり、楽しみにしている様子がうかがえます。

いざ出発！！

園近くの大きい交差点では、たくさん車が見られて嬉しそう。

偶然通りかかったゴミ収集車を見つけると手をふって

「せいそうしゃー！」

と大興奮！

近くの交番では、おまわりさんが手を振ってくれました。

パトカーがとまっていて、みんなで見ていると

なんと！

交番から出てきたおまわりさんが、パトカーの赤色灯を点灯してくれました。

突然のことに、ビックリ顔の子どもたちでしたが

「キラキラしてる!」

とでも言いたそうに、指さしで教えてくれました。

交番から少し進むと、線路に到着！

電車が通り過ぎていくのを見ることができます。

スピードや音が間近に感じられ、迫力満点！！

迫力に圧倒されながらも、嬉しそうに声をあげる子どもたちです。

散歩コースの途中には、小さいけれど川もあります。

じっとのぞき込む子どもたち。

何を感じているのかな…？

川以外の場所でも、「ちょうちょ」「ピーピー(鳥)」などと

見つけた生き物の名前を呼び、教えてくれる姿もあります。

園から歩いて５分圏内の散歩コース、子どもたちにとって楽しいことがたくさん詰まっています。

おまけ

あっ

こびと!!

園の敷地内から見える景色です。

見慣れた景色の中にも子どもたちの発見があることに気づかされました。

・大好きな電車や車を見たことを仕草や簡単な言葉で保育士に伝えてくれました。

・電車や車だけでなく、小さな虫や花も見つけることができました。

・見慣れた景色の中に、子どもたちが興味のあるものが隠れていて、それを発見して教えてくれました。

入園して半年余り、初めて散歩に行ったのは10月でした。車好きな子が多く、表情から散歩を喜んでいることが伝わってきましたが、初めての経験ということもあり、環境に圧倒されている様子もありました。そこから、５か月。今では圧倒される様子もなく、一語文や二語文、声で感情を知らせてくれるようになったことで、より子どもたちが楽しんでいることがわかるようになりました。柳町保育園、特に０,１歳児の保育室からは新幹線が走っている様子が見え、園周辺の道路は交通量が多いため車が身近な存在です。未満児でも行ける距離の散歩コースに電車や車が見られる場所があり、大好きな乗り物を子どもたちに見せてあげたいという思いで散歩に出かけています。これからも自園の良さを活かし、子どもたちが発見したことやうれしいきもちに共感していきたいと思います。