人・地域 よいしょ、よいしょ!

2024年9月7日

テーマ:
人・地域
年 齢:
1歳児
ねらい:
・安心安全の環境の中で、さまざまなことに対して自分の興味関心を寄せながら、穏やかに過ごす。
・身近な自然の環境下で、自分の手足や体の使い方の感覚を味わい満足する。

活動内容

R6.2月のある日の園庭での一コマ。

 

途中入園で入園してきた1歳児のAちゃん。

保育園の環境になかなか慣れることができず泣ける日々が続き、保育士が近くにいないと不安で泣ける姿もありましたが、ようやく環境にも少しずつ慣れて、笑顔の時間が増えてきました。

園庭では、保育士から離れて自分の興味関心のある場所を探索してみたり、何かをじっと観察してみたり、砂遊びなどじっくり集中して遊ぶ姿もみられるようになりました。

 

年明けにまとまって降った雪がようやく融け、とても久しぶりに園庭に出て遊ぶことが出来ました。それぞれ自由に遊び始めた時、赤土山周辺を歩き回るAちゃの姿がありました。

赤土山といっても、少し小高い土の山。でもAちゃんにとっては、足場が不安定で、傾斜もあり、ちょっとした試練です。足だけではバランスの取りづらい場所では、両手を地面につきながら、一生懸命登ります。おっとっと、とバランスを崩しながらも、なんとか頂上に到着!

 

すると、今度は今登った道を下り始めました。

今度は自分の体の重さでスピードが出て足が勝手に進むようで、Aちゃんなりに足に力を込めながら、転ばないように勢いを調節しつつ、千鳥足になりながら歩き下ります。

その予測不能な感覚が面白かったのか、笑顔を浮かべ、「キャッキャ!」と楽しそうな声をあげるAちゃん。

坂を下りきると…この笑顔!

再び登り始めました。

その後も、何度も何度も登ったり下ったりしながら、赤土山の坂道を上り下りする感覚を楽しむAちゃんでした。

子ども達のきづき

・赤土山周辺(坂道)を歩くのは、足場が不安定で難しい、でもそれが面白い。

・下り道は勢いがつき足が勝手に進んで、予測不能な感覚が楽しい。

 

事例に対する保育者の思い

・安心安全の環境だからこそ、周りのことを気にせず、じっくり自分のやりたいことを何度も繰り返し楽しむことが出来ている。Aにとって、保育園という環境が”安心基地”となっている。

・自然が相手だからこそ、Aの心も不安なく、のびのびと事象を楽しむことが出来ている。

・当たり前のようなことでも、小さな子どもたちにとっては、日々発見や経験の毎日である。

いなしりつにしみのわなんぶほいくえん 伊那市立西箕輪南部保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 小林 亜紀子
運営法人 伊那市
運営法人代表者名 伊那市長
園の設立日 1962.4.1
認定日 2018.10.31
区分 保育所
住所 〒399‐4501 伊那市西箕輪5044
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265‐73‐4033 
FAX : 0265‐73‐4033 
MAIL : H20@inacity.jp
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 20人 4歳児 : 20人 5歳児 : 20人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金
基本開所時間 8時~16時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ