植物・生物 人・地域 木を助けよう大作戦

2024年9月9日

テーマ:
植物・生物/人・地域
年 齢:
3,4歳児
ねらい:
自然の中であそび方を考え、試し合い、共有共感する子どもたちの姿を伝えていきたい。

活動内容

R5.10月のある日。

保育園の裏山の”山の広場”に出かけ、いつものように自然物を使いながら、自由に遊んでいた子ども達。

異年齢で混じりあってやり取りをしながら、それぞれ興味のある遊びを見つけて遊んでいます。

 

地面から伸びた小さな木を抜こうと「よ~いしょ!」と引っ張る3歳児のA君と4歳児のB君。綱引きの要領で力をあわせて引っ張りますが、なかなか抜けません。

 

すると、それを見ていた4歳児のC君が「引っ張っても抜けないから掘ってみるね。」と、太い木の棒を使って木の根元を掘り始めました。順調に掘り進めるC君。

 

が、そこへ3歳児D君が来て、その様子を見て「ねえ、小さい木抜いたらかわいそうだよ…」

と話しかけます。

 

 

C君「違うの…あの大きな木が台風で倒れたら小っちゃい木がつぶれちゃうから助けてるんだ。」

それを聞いたC君、納得して「そっか!じゃあやさーしく抜いてあげよう。」と、一緒に木を抜く手伝いを始めます。

 

その後、抜いた木は、別の場所へ植えてあげた優しい子ども達なのでした。

 

子ども達のきづき

・自然の中にあるものに命があること、大切にしたいと思う気持ち

・大切にするためにどのような方法があるのか

・言葉での伝え合いによる相手の気持ち

・共感したことで一緒に助けたいという思いへ。

事例に対する保育者の思い

・自然の中では、そこにあるものから自分たちで考え出し工夫しようとすることがあそびとなる

・思うようにいかない事が起こる中で、どうすれば?と考え合う事こそ、あそびの楽しさになっている

・思いを伝え合うことで相手の思いを感じ関わりが深まる遊びの共有、共感で”感じ合う”経験になる

・保育士が手を出さず見守ることで、子ども同士考え合いあそびを広げたり答えを導き出そうとする

いなしりつにしみのわなんぶほいくえん 伊那市立西箕輪南部保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 小林 亜紀子
運営法人 伊那市
運営法人代表者名 伊那市長
園の設立日 1962.4.1
認定日 2018.10.31
区分 保育所
住所 〒399‐4501 伊那市西箕輪5044
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265‐73‐4033 
FAX : 0265‐73‐4033 
MAIL : H20@inacity.jp
定員数 未満児 : 人 3歳児 : 20人 4歳児 : 20人 5歳児 : 20人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金
基本開所時間 8時~16時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ