2024年9月9日

テーマ：

土／水／つくる

年　齢：

0,1,5歳児

ねらい：

・冬ならではの自然に興味、関心を持って遊ぶ
・水、土、泥などに親しみ、感触を楽しむ

R6.2月のある日の園庭。

寒い日が続き、久しぶりに暖かくなったある日。

幼児さん達は赤土と水を混ぜてカレー作りやコーヒー作りなどを楽しんでいました。それを見ていた1歳児のA君。「先生、お団子作りたい」と言って保育士と一緒にお団子づくりを始めました。

赤土山から赤土を持ってきて混ぜたり丸めたりしていました。

しかし、うまくできずに困った様子のA君。

どうするのかな？と保育士が様子を見ていると近くにいた年長児のＢちゃんが「お水を入れて混ぜるといいよ！」と教えてくれました。

お水と土を混ぜてやっと丸めてお団子ができました。

「お水はどこから？」（冬季は水道は止水してあり出ません）と尋ねると

「タイヤの中の氷が融けてそれが水になってるんだよ～」と教えてくれました。

”氷”として遊ぶこともあるけれど、融けて”水”として遊ぶこともできることを、子どもたち自身で気づき考えられているんだなぁと感心した保育士です。

最終的にお団子は、丸めただけのお団子でなく、木の棒にさして

正真正銘の”お団子”が出来上がりました。

・お水を「まだもう少しかな？」と慎重に少しずつ入れたり、水が多すぎて固まらないと土を足そうとしたり、考えながら水の量の調節をしていた。

・なかなか固まらない土を「ザラザラだとなんかちょっとくすぐったい～」と言って感触を楽しみながら感じていた。

・土や泥の様々な感触を楽しみ、自分なりに考えて試してみて、お友だちに教えてみたり、”気づき”を友だちにも共有する姿もみられた。