2024年2月6日
「鬼は柊とイワシが嫌いなんだって!」
紙芝居を見て知った子ども達は、豆まきの前日、鬼が来ないようにするには・・・と考えて
保育園の入り口という入り口全部に、柊とイワシを飾りました。
「イワシ、くさいね」
「これで鬼は来ないはず!!」
豆まき当日。
「鬼退治するぞ!」「鬼、ほんとに来ないかなぁ」
それぞれの思いを持って登園してきた子ども達は、お面をかぶって遊戯室に大集合!
これから豆まきごっこです。
保育士が「すみれさん(未満児)は、紙をちぎって貼ったんだよ」と紹介したり、
幼児組さんは一人一人が「私は〝いうこときかない鬼〟をやっつけたいです!」など、自分の心の中の鬼を発表したりしながら、みんなのお面を見せ合いました。
「じゃあ、心の中の鬼をみんなで退治しよう!」
豆まきごっこの始まりです!
「鬼は~外!」「いじわる鬼あっち行け~!!」と、新聞紙で作った豆を投げて、
自分や友達の心の鬼を退治していました。
すみれ組さんも、一緒に新聞紙豆を投げて楽しそうです。
自分のお部屋にも、豆まきをしよう!と、お部屋に帰ったところに
鬼が登場!!
「鬼は外~!!」
「鬼は外~!!」
勇気を出してたくさん豆をまいたら、鬼は逃げていきました。
「柊もイワシも飾ったのに、何で鬼が来たんだろう・・」
「あ・・!遊戯室の戸には飾ってなかったから、鬼が入ってきちゃったんだ!」
「すみれさんのところに鬼来なかった?」
「きたよー」
「えー!?なんで?柊もイワシも飾ったのに??」
子ども達は、なぜ鬼が来たのか考えました。そしてひらめきました!
「あ!!鬼はイワシを焼く匂いが嫌いって、紙芝居で見たよ!イワシ焼けばいいんじゃない?」
そこで・・・
園庭でイワシを焼くことにしました。
「なんかいい匂いがするね」
「もう鬼が来ませんように」
焼いたイワシの頭を柊に刺して。よし、できた!
鬼が絶対に来ないようにするには、どこに飾ったらいいかな。
みんなで相談して決めよう。
「玄関に飾ろうよ」
「下に置けばいいんじゃない?」
「でも、下に置くと風で飛ばされちゃうよ」
「どうする・・?」
話し合うこと10分。
自分たちの保育室の前に1本、
すみれ組のテラスの入り口に1本、
玄関に1本。
これでもう大丈夫!
〝鬼に絶対に来てほしくない!〟という強い思いが感じられる配置でした。
・大きな声を出して新聞紙の豆を投げるの楽しいな。
・自分の中の鬼って何だろう。
・鬼の嫌いなものは、柊とイワシなんだよね。
・大きな声で「鬼は外!」って豆を投げたら、鬼が逃げていくね。
・鬼はイワシが焼ける匂いが嫌いだけど、僕たちにはおいしそうな匂いだよ。
保育士が、自分の経験を織り交ぜながら「こんなことしちゃって『あ~あ、またやっちゃった・・』って思う時があるんだよ。みんなもそういう時あるかな?」と幼児組の子ども達に問いかけてみたところ、「僕も怒っちゃう時あるよ」「私もママの言うこと聞かない時ある」等、〝自分の中にいる鬼は何か〟を考えたり、友達がやっつけたい鬼のことにも耳を傾けている姿がありました。
また、未満児さんは、お兄さんお姉さんと一緒に豆まきを楽しみながら、日本の伝統行事を体験する機会になりました。
今年も保科保育園にたくさんの福が訪れますように。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 保坂 美保 |
運営法人 | 長野市 |
運営法人代表者名 | 長野市長 |
園の設立日 | 1994.4.1 |
認定日 | 2016.10.12 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒381-0102 長野市若穂保科4972-4 |
エリア | 北信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 026-282-3133 FAX : 026-282-3133 MAIL : hosina-hoiku@city.nagano.lg.jp |
定員数 | 未満児 : 34人 3歳児 : 11人 4歳児 : 20人 5歳児 : 25人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月、火、水、木、金、土 |
基本開所時間 | 7時30分~18時30分 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |