2024年2月7日
霜が園庭の遊具のマットに降りました。そんな日の朝・・・
「先生見て!雪があるよ!」
「フワッフワ! なんだかかき氷みたい! 作りたくなっちゃった!」
「見て!こんなにあったよ~。先生、色付けたいな!青色がいいなー」
「青もいいけど、違う色も混ぜてみよう」
「色が変わってきたよ!」
そんな遊びを一人の男の子がしていると、興味をもった数人の園児が集まってきました。
「ねぇ!その雪どこにあったの?」 「こっちだよ!来て!」
「よし!僕も集めよう」「でもさ、手が冷たくていやだなぁ・・・」
「そんな時はシャベルを使うといいんだよ」「そうか!シャベルか!」
他の遊びをやっていたお友だちも加わってかき氷づくりが始まりました。
「完成~!!いいでしょう!」
でも、かき氷屋さんの問題はこれからです。子ども達は氷が太陽にあたると溶けてしまうことを経験から知っています。
さて、子どもたちはどうするのでしょう・・・。
「ここに隠しておこうよ。ここなら光が当たらないよ!」
安全な場所を見つけて、次の遊びに駆け出した子どもたち。自然を通して「発見」「工夫」を楽しみ、友だちと思いを共有しながら遊びことができました。これからも楽しい遊びをたくさん発見していこうね!
この遊びを通して・・・
・子ども達は色の変化を楽しみました。
・かき氷(霜)を集める工夫を友だちと一緒に相談し、工夫しました。
・かき氷をなるべく長く保存しておく方法やその工夫を考えました。
・友だちと一緒に楽しさを共有して遊ぶことができました。
寒い冬の日の朝は大人も外に出るのが億劫になりがち。でもそんな時こそ外に出るといろいろな発見があります。その発見の面白さや楽しさを子どもたちが教えてくれました。
かき氷屋さんを楽しんだ子ども達は自分の生活の経験から「シロップをつけると色が付く」ということがよくわかっていて、かき氷には色をつけたがります。その色が混ざり合った時の変化にも気づくことができ、楽しかったようですね。
自分ひとりだけではなく、その楽しさを誰かに伝えたい、友だちと一緒に分かち合いたいという気持ちは集団生活だからこそ感じる学びです。
これから先も子ども達は友だちと一緒に遊ぶ中で、様々なことに気づき、学び、大きく成長していくことでしょう。保育士以上の感性を持っている子ども達。私たち保育士もそんな子ども達に負けることがないように、日々いろいろな出来事や変化にアンテナを高くして発見や驚きを大切にしていきたいですね。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 山口 香織 |
運営法人 | |
運営法人代表者名 | |
園の設立日 | 2015.6.8 |
認定日 | 2022.10.1 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒396-0005 伊那市野底7913番地 |
エリア | 南信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0265-78-2942 |
定員数 | 未満児 : 人 3歳児 : 人 4歳児 : 人 5歳児 : 人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月,火,水,木,金 |
基本開所時間 | 7時30分~19時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |