2024年3月22日
・田植え・稲刈りに続き、脱穀・もみすり・精米などお米が出来るまでの過程を実際に体験し、出来上がったお米を味わってみる。
・自分で育てた稲の藁を使ってしめ縄作りを行う。
田植え・稲刈りを終え、はぜかけをしていた稲がいいころあいになり・・・
11月、次はみんなで脱穀です。
3人一組になり、割り箸を持つ人・稲穂を引っ張る人・ペットボトルを持つ人と分担をして、もみをこそぎ取りました。
協力してやってみると・・・
「するーっと取れてすごいね。」「なかなか難しいね。昔の人は大変だなー。」といろいろ感じたようです。
脱穀を終えたもみは、小さいのや青いのなどありました。
「お米一粒一粒が大事なんだよ。」と伝えると、回りに飛び散ったもみを大事に拾い集める姿がありました。
1月のもみすりでは、もみをすりばちに入れ軟式野球ボールをゴリゴリと回すと、あら不思議!もみの殻が剥がれていき、「すごいね。」と驚いた様子で行っていました。
そして、そうっと息を吹きかけもみがらをとばしました。
2月、1ヶ月かけた精米では、棒で優しくかつ、根気よくついていき白くしていきます。
「だんだん白くなってきたね。」と日に日に変化していく様子を、興味深く観察していました。
お米をふるいにかけて、精米が完成しました。
機械で精米したお米と比べてみると、「色が違うね」と驚いていました。
お米を洗った水を見て、「とんこつラーメンのつゆみたい!」という可愛いつぶやきがありました。(笑)
3月、飯ごうを使って、お米を炊きました!
「いい匂いがしてきたね。」「飯ごうからけむりが出てきたね。」と手で仰ぎ匂いをかぐ姿が見られ、五感を使っていろいろなことを感じとっていました。
炊き上がりに興味津々です。
お米を食べてみると・・・
「おいしすぎて、おいしい!って叫びたくなっちゃう。」
「もちもちしてるね!よく噛むとあまくなるね。」
「自分たちで作ったお米ってこんなにおいしいんだね。」
「あったかいご飯食べたら、体がなんだか温かくなった!」と、自分たちで作ったお米のおいしさを堪能していました。
残った藁はというと・・・
日本の伝統の一つ、しめ縄作りをしました。
ねじるのが難しいようでしたが、ひとりひとり真剣に取り組んでいました。
出来上がったしめ縄は、お正月を迎える前に、自分たちで飾る場所を決め大事に飾っていました。
・お米づくりを実際に体験することで、お米が時間をかけ大事に作られていることを知りました。普段から食べているお米の大切さや、食への興味・関心がより一層深まってくれるといいなと思います。
・しめ縄作りは、稲はお米だけでなく、藁までも大事に使われていること、無駄なものはないということを知ってほしいという願いから行いました。また、どんど焼きも行い、伝統文化に触れることができ、よい経験となりました。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 笠井 豊 |
運営法人 | 長野市 |
運営法人代表者名 | 長野市長 |
園の設立日 | 1975.4.1 |
認定日 | 2015.10.13 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒389-1105 長野市豊野石2235-1 |
エリア | 北信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 026-257-2486 FAX : 026-257-2486 MAIL : toyonosatsuki-hoiku@city.nagano.lg.jp |
定員数 | 未満児 : 14人 3歳児 : 10人 4歳児 : 15人 5歳児 : 16人 6歳(学童)以上 : 0人 |
基本開所曜日 | 月,火,水,木,金,土 |
基本開所時間 | 7時30分〜19時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |