2023年12月27日
昨年度、年中の時に枝豆を栽培し、乾燥させた大豆を使い地域の方に教えて頂きながら味噌作りをしました。年長になり運動会が終わった頃、完成を楽しみにしていました。いよいよ味噌が出来上がり、みんなで味噌汁を作り、味わってみることにしました。
7月の土用が過ぎました。
みんなで天地返しをしました。
子どもたち「天地返しって何?」
保育士「お空は天、天にお日様が昇るでしょ?地は地面。下にあるでしょ?その天と地をひっくり返すことを天地返しって言うんだよ。」
子どもたち「そうなんだ!」「ということは、上と下をひっくり返すってことだ。」
保育士「上と下の味噌が同じように熟成して、おいしくなるようにひっくり返すんだよ。」
味噌樽から出してみると
「すごい!味噌の色になってる!」
「お味噌のにおいがする、いいにおい!」
「ひっくり返して、またしばらく寝かせるんだね。」
「みんなで運動会を頑張ったら味噌食べれるかな、楽しみ~!」
と完成を心待ちにしています。
3か月後、味噌樽を覗いてみると・・・
「うわー!味噌になってる!」「やったー!!」「どんな味がするんだろう?」
と大喜びです。
みんなで相談し味噌汁を作って味わってみることにしました。
保育園で収穫した玉ねぎを使いました。
皮むきをして
一人づつ包丁で玉ねぎを切る体験をしました。
「添える手は猫の手にするんだよね。」
と慎重になりながら、そうっと切っています。
玉ねぎを煮て味噌を入れました。
「わぁ!いいにおい!」「おいしいにおいになってきた!」
器に盛り付け完成です。
いよいよ味噌汁を飲んでみました。その瞬間、みんな静まり返っていました。すると「おいしー!」「味噌の濃い味がする!」「今まで食べた味噌汁の中で一番おいしい!」「もっと食べたい!」と大絶賛でした。
枝豆を栽培して大豆にし、味噌になるまでの過程を学びました。年中から年長までの月日を経過し、これだけの時間を経て味噌が完成することを知りました。長い期間待っていただけあり、食べた瞬間はとても嬉しそうな表情を浮かべていました。地域の方との交流を通して昔ながらの味噌作りを体験し、食への興味関心が更に深まってくれるといいなと思います。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 笠井 豊 |
運営法人 | 長野市 |
運営法人代表者名 | 長野市長 |
園の設立日 | 1975.4.1 |
認定日 | 2015.10.13 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒389-1105 長野市豊野石2235-1 |
エリア | 北信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 026-257-2486 FAX : 026-257-2486 MAIL : toyonosatsuki-hoiku@city.nagano.lg.jp |
定員数 | 未満児 : 14人 3歳児 : 10人 4歳児 : 15人 5歳児 : 16人 6歳(学童)以上 : 0人 |
基本開所曜日 | 月,火,水,木,金,土 |
基本開所時間 | 7時30分〜19時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |