土 植物・生物 水 空・天気 人・地域 子ども達がおこした奇跡!    続はっぱのおうちも・・・ 

2017年9月1日

テーマ:
土/植物・生物/水/空・天気/人・地域
年 齢:
4才児
ねらい:
自然の中での様々な経験を通して友達との関わりを深め大事にしようとする気持ちを持つ

活動内容

楽しかったプール遊びが終わり今日は保育園の雑巾掛けをして大掃除をしました。

机やイスを自分達で運び出し、力仕事も頑張った子ども達です。

汗をかいた後の水分補給に5才児が畑で育てたすいかをわけてもらいました。

栄養士の先生が子ども達の前で切ってくれると子ども達は今か今かと釘付けで待っています。

「おいしいね」と言いながら夢中でペロリと食べました。

最後の最後まで!!

最高の水分補給になりました。

 

さて、子ども達のマイブームはカブトムシとクワガタ。

大好きなカブトムシやクワガタを毎日家から持ってきてはみんなで外で出して見せ合っています。

時にはケースから逃げてしまい泣いて悔しがることもありましたが、それも経験で夏を満喫している子ども達です。

 

子ども達のきづき

さて、そんな矢先、カブトムシ隊の子ども達に事件発生!!

わくわく広場でクワガタを持って遊んでいた子ども達から「わーーーーーーん!!」と泣き声。

その隣で落としてしまった子が困った顔で謝っています。

どうやらクワガタを出して見ていた子ども達の一人が側溝の中にクワガタを落としてしまったようです。

どうするのかしばらく見ていると「泣かなくて大丈夫だよ。僕がとってあげる。」と長い棒を持ってきました。

その子は蓋の隙間から棒を入れカブトムシを木に登らせてとってみようと考えたのです。

みんなも黙って見守ります。

今日は登って来るまで子ども達を見守ろうと思いじっと見守っているとその時が・・・

なんとクワガタが登ってきたではありませんか。

自然に拍手が沸き起こり、泣いていた子からは笑顔が戻っています。

クワガタが子ども達の気持ちをわかっているかのようで感動してしまいました。

まさに奇跡ですね!!

 

それから数日後、別の子が側溝にクワガタを落としてしまうと真っ先に走ってきたのは以前、助けてもらった二人。

手に木を持っています。

同じように蓋の隙間に木の棒をさすのですがなかなか出てきません。

すると「蓋を持ち上げてみよう」と大人でも重たい蓋を子ども同士で協力しながら持ち上げ取ることができました。

こんなに大事にしてもらえるクワガタ達も幸せですね。

困っている友達を助けようとする優しい場面がたくさん見られるようになり幸せな気持ちになりました。

 

事例に対する保育者の思い

友達との関わりの中で譲り合ったり、我慢したりすることが出来ずに友達とけんかになることが多々あります。

しかし、困っている友達を目の前にして、保育士を頼るのではなく、自分達で助けようとする姿が目立つようになりました。

自分が優しくしてもらった経験は必ず違う友達にかえる。優しさの連鎖ですね!!

その繰り返しが友達を大事にできる人を育てていくのだと思いました。

そして、生き物に興味がある4才児だからこそ、虫の特性を知った上で木の棒を迷いなく持ってきたのだと思います。

これからも、生き物も友達も大事にしてほしいです。

 

はっぱのおうちは子ども達の植えたあさがおがぐんぐん伸びてきました。

セミの抜け殻も夏を感じさせますね。

時々、地面に生えているあさがおを見つけるとシャベルで掘ってはっぱのおうちに植えています。

水くれも忘れません。

はっぱのおうち全体があさがおでいっぱいになると嬉しいです。

 

 

 

 

 

しなのちょうりつかしわばらほいくえん 信濃町立柏原保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 柳澤 美香
運営法人 信濃町
運営法人代表者名 信濃町長
園の設立日 1963.7.1
認定日 2015.10.13
区分 保育所
住所 〒389-1305 上水内郡信濃町柏原2571-1
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026-255-3740 
FAX : 026-255-3740 
MAIL : kasiwa-h@town.shinano.lg.jp
ホームページ https://www.town.shinano.lg.jp/
定員数 未満児 : 30人 3歳児 : 25人 4歳児 : 25人 5歳児 : 25人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ