植物・生物 お米を守るぞ!!

2023年11月13日

テーマ:
植物・生物
年 齢:
5歳児
ねらい:
・お米に関心をもち成長を喜ぶ
・稲が鳥に食べられてしまい対策をみんなで考える

活動内容

今年はお米博士に来ていただき、ミニ田んぼで稲を育てて来ました。

暑い夏、水くれをして育った稲に稲穂が実り 「おこめができてる」 と喜んでいたところ・・・

カラスがやってきて食べられてしまう事件が発生!

給食を食べていると、誰もいない園庭にカラスがやってきました。

「カラスだ」 「田んぼの近くにいるよ」 「いなくなれー」 「うわああああ」

大声を出しお米を守ろうとしていた子どもたち。

「カラスもお腹すいているのかな」

大きな声に驚いて逃げて行きましたが、何かをくわえていたことが気になり心配していました。

次の日

「やっぱり食べられてた」

お米博士がネットをかけてくれました。

「カラス、また来るかな」 「食べられないようにしなくちゃ」

いろいろ考えはじめました。

「かかしの他に嫌いなものって何だろう」

 

 

子ども達のきづき

「つっついて、落として食べるんだよ」

 

 

 

 

 

「カラスは図鑑に載っていたけど、嫌いなものは載っていないね」

「キラキラが嫌いって前、お米博士が言っていたよね」

「じゃあ、かかしにキラキラ付けよう」

「キラキラ警備員、出動!」

鳥に詳しい子が 「カラスはフクロウが嫌いなんだよ」と教えてくれました。

「フクロウって何?」

早速、図鑑で調べます。

「これだー」

       

「これも、フクロウじゃない!?

」   

思い思いにフクロウを作り始めました。

     

  

「できたー!」

どこにつければカラスが来ないか考えて、付けていました。

「そうだ。小さいぐみさんの田んぼもあった」

「ここも食べられちゃったね」 「守ってあげなきゃ」

小さいぐみさんのことも気にかけてくれる優しい年長さんです。

事例に対する保育者の思い

夏季保育中に田んぼの水くれをしながら、お米博士が立ててくれたキラキラテープを見て、

家で田んぼを作っている子が「鳥が来ないようにかかしを立てるんだよ」と教えてくれました。

「どうやって作るの?」

「知ってるよ」「作りたい」ということで早速、園にある材料で作り始めました。

完成して立てると、しばらくは雨が降ると「かかしに合羽をきせてあげたい」とかかしの方を心配する声もありながら

お米を守ってくれている安心感をもって過ごしていました。

カラスが来てお米を食べられてしまったことで、「どうしたらいいんだろう」「カラスの嫌いな物はなんだろう」と

考えて、知っていることを出しあって、みんなで試行錯誤する姿に成長を感じました。

これからも、自然とのかかわりを十分にし、子どもの気づきに共感していきたいです。

 

あづみのしりつあかしなみなみにんていこどもえん 安曇野市立明科南認定こども園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 水谷 さとる
運営法人 安曇野市
運営法人代表者名 安曇野市長
園の設立日 1976.4.1 
認定日 2015.10.13
区分 認定こども園
住所 〒399-7102 安曇野市明科中川手2924-2
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-62-3955 
FAX : 0263-62-6225 
MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp
ホームページ https://www.city.azumino.nagano.jp/site/hoikuen/
定員数 未満児 : 18人 3歳児 : 40人 4歳児 : 50人 5歳児 : 50人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ