2023年10月12日

テーマ：

土／水／空・天気

年　齢：

1〜2歳児

ねらい：

・園庭で好きな遊びを見つけ、遊ぶことを楽しむ。
・見つけたことや楽しいことを友だちと一緒にやってみる。

運動会も終わり、秋の気候になり、外に出て遊ぶことを楽しむ姿が多くなりました。

前日に雨が降ったこの日、1,2歳のお友だちが園庭に出てきました。

そして大好きなブランコの下に水たまりを発見！

そっと足を入れてみます。

「冷たくない？」「だいじょうぶだよ。ドロドロだ。」

泥が混ざったり、沈んだりする様子を不思議そうに眺めています。

「なにかいる？」「お魚いるかな？」「虫がいるかも・・・？」

足は入れても、手を入れることには勇気がいるようです。

お友だちと一緒にそっと水たまりの中へ入ってみます。

「一緒にいこう・・・」「おさえててあげる。」

始めは恐る恐る入っていたふたり、だんだんダイナミックになってバシャバシャ！

たのしい〜〜〜！

ブランコに乗ってゆらゆら揺らすと水たまりの水が動いたり、はねたり。おもしろいな！

足を上げていれば濡れないことを発見！

手にもお腹にも力を入れてがんばりました。

こうやれば絶対濡れないね。本当はブランコの立ち乗りはダメなんですけど・・・

ブランコに満足したり、大きいお友だちの真似をして鉄棒にぶら下がります。

運動会のとき、見ていたんですね。

そして大好きな砂場で砂遊び、雨上がりの砂はよく固まるので、いろんな形の山が出来上がります。

だんだんに集まって来て一緒に遊びます。

「お山にするからね・この中に砂入れて。」「ここでいいの？」

・ブランコの下に水たまりがある。

・お水、冷たくないよ。

・水たまりの中に何かいるかな？　お魚？　虫？

・ブランコ揺らすと足が動いてお水も動くよ。

・ブランコに乗っても足を上げていれば濡れないね。

・立って乗っていれば大丈夫。

・砂が固まるからお山が壊れない。

・戸外で遊ぶのにはとてもいい気候になり、未満児さんも毎日園庭で遊んだり、お散歩にでかけています。

水たまりを見つけた子どもたち、水の魅力は夏でも秋でも同じ、さっそく入って感触を味わい、水たまりの中がどうなっているのかを観察したり、触れることで水の動きが不思議だったり、最後にはどうやれば濡れずにブランコに乗れるかも考えしたりして、小さな水たまりにも未満児さんにはたくさんの発見がありました。

友だちのしている様子をよく見ていて、同じように真似している姿があったり、誘ったり、呼び合ったりすることはなくても自然に寄り集まって遊ぶ姿は、子ども同士のつながりができてきていること、会話はなくても分かり合っている姿にも成長を感じられた。

子どもが遊びやすくと、大人が水たまりを埋めてしまえば、出会えない場面であったと思うと、自然の中の環境を安全面も考えながらも手を入れすぎては行けないことも感じた。