2023年10月10日

テーマ：

植物・生物／水

年　齢：

0.1歳児

ねらい：

・草花を使った遊びを通して、色や感触を楽しむ。

春に植えた朝顔の種がぐんぐん芽を伸ばし、いつの間にかきれいな花が咲きました。

部屋のテラスからも花が開いた様子がよく見えます。

幼児組の子どもたちが朝顔を摘んで色水を作っている姿を見ていたノンタン組の子どもたち。

ビニール袋を渡すと一目散に朝顔のもとへ走っていきました。

「あった！」

「いっぱい！いっぱい！」

どんどん摘んで袋がいっぱいになったところに水を入れると…

「お水、つめた～い」

「もみもみ…」

と言いながら袋をもんでいるうちに

「ぶどうジュース！！」

ペットボトルに移すと、きれいな色がよく見えます。

みんなで作った色水を寒天で固めて感触を楽しみました。

つんつん…

「ぷにぷにだ～！！」

と言うと

自分のほっぺもぷにぷに♡

「なんだ？これは…」

と初めての感触に不思議そうにしていた子も

「もっと触ってみよう！」

とだんだんダイナミックになり…

体全部で楽しんでいました！

最後には机に広がったゼリーも手で集めて残さず楽しみました♪

また、０歳児は密閉袋に入れてその上からゼリーを触ってみました。

ツンツン…

指でつつくと形が変わっていくゼリーを不思議そうに見つめながら

集中して何度もツンツンしていました！

透明な水にどんどん色がついていく様子を真剣に見つめる子どもたち。

水遊びでは毎日水に触れていたけれど、プール終いの後に水に触るのは少し久しぶり…

「つめた～い」

と水の冷たさや心地よさを感じながら遊んでいる姿がありました。

その後のゼリー遊びでは初めての感触に戸惑う子もいましたが、

友達が触っている姿を見て

「やってみよ！」と手を伸ばす子もいました。

「ぷにぷに」「ふわふわ」

など触って感じたことを言葉にして保育士や友達に伝えてくれる子もいました。

・幼児組が色水を作って遊んでいるところをよく見ていたノンタン組の子どもたち。ビニール袋を渡すと使い方を知っているかのように朝顔に向かっていく姿に保育士も驚きました。最近は周りの子がしている遊びや保育士のしていることに興味深々な姿も増えてきています。遊びを通して興味をもったことを「やってみることができる」環境作りをこれからも大切にしていきたいと思いました。

・最近は友達が使っているおもちゃや友達のしていること等、何かと友達のことが気になるノンタン組の子どもたち。初めての感触遊びに戸惑う子も、友達が楽しんでいる姿を見て同じことをやってみようとする姿がありました。保育士だけが準備する遊びの環境以外にも、子どもたち同士がお互いに影響しあう環境も近くで見守りながら大切にしていきたいと思いました。