土 植物・生物 つむりさ~ん!!

2023年8月2日

テーマ:
土/植物・生物
年 齢:
0.1歳
ねらい:
身近な自然や小動物に親しみをもち、保育士や友達と一緒に見て喜び合う。

活動内容

雨上がりの日 散歩に出かけた際に、子ども達とかたつむりを発見!

これは?と尋ねる子ども達。「”かたつむり”さんだよ」と知らせ、子ども達が呼んだ言葉が「つむり???」だったことから「つむりさん」と命名し、みんなで「つむりさーん」と呼ぶようになりました。

大事に大事に園に持ち帰り、のんたん組で一緒に暮らすことにしました。

 

のんたん組で飼い始めたことを聞きつけた他のクラスの先生や年長さんがかたつむりを見つける度に、「のんたんさーん、いりますか?」とお部屋を訪ねて来てくれ、のんたん組のかたつむりさんちは満員御礼!!とってもにぎやかです。

 

卵の殻、にんじんの皮、キャベツなどなど・・・かたつむりさんのご馳走を毎日子ども達と一緒に「どーぞー」と提供しています。

 

ゆっくりゆっくりと動く姿をじーっと見つめる子ども達。

にょきっと出てくる触覚に大興奮。

これは ”め” なんだよ!と伝えると、びっくりしながら

め???と不思議そうな様子です。

 

ある日卵が産まれていることを発見!!

子ども達に知らせ、みんなで覗きこみますが、どれが卵か土なのか???という表情。

でも一生懸命見てじーっと静かに観察しています。

赤ちゃんが産まれるのはまだかな、まだかな?と首を長くして楽しみにしている日々です。

 

始めは遠くから見ていた子どもも段々興味が沸いてきて、「つむりさーん」と呼ぶ子どもと一緒に嬉しそうに眺めるようになりました。

保育士の手の上や飼育カゴの中でゆっくりゆっくりと這って動いたり、キャベツやにんじんの皮を美味しそうに食べる「つむりさん」を愛おしげに見つめています。

にんじんの皮を食べてオレンジのうんちをすることにびっくり!

雨のシャワー(きりふきです)をすると元気いっぱいになるつむりさんに興味津々です。

今後卵から赤ちゃんが誕生し、成長し、そしてまた卵を産むという様子を、一緒に見守ることができたら嬉しいなと思っています。

 

そしてまた、新たにのんたん組に仲間入りした子が!

”かぶとむし”くんです。

大きな桃にしがみつきながら美味しそうに食べている黒々したたくましい”かぶとむし”にびっくりしながらも、こちらも興味津々です。

触れないけど 興味はあるけど ちょっと遠くから見て見たい という子ども達のそんな気持ちを大切に受け止め、ゆっくりゆっくりと仲間になれたらいいな、と思っています。

子ども達のきづき

小動物に親しみをもち、優しく丁寧に接する姿が見られました。

友達が小動物に親しみ見ている中で、一緒に見たい気持ちや喜びを共感し合い、友達の姿にも関心が高まってきています。

事例に対する保育者の思い

散歩で子ども達の歩くペースや興味に合わせじっくりと自然の中を歩くことで、自然の変化や草花を保育士や友達に知らせようと子ども達からの発信が増えてきています。

散歩で見つけたかたつむりを飼育する中で、0.1歳の子ども達なりに、自然や小動物に対して親しみがもてるよう橋渡しができればと願い、スタートしました。

毎日一緒にごはんをあげたり、様子を見たり、声をかけたりし、名前を呼ぶことでより親しみがもて、愛おしい存在となることが出来ました。

0,1歳児なりに命の大切さを身近に感じる機会になったと感じています。

小動物と一緒に暮らしていく中でこれからも沢山の経験が出来るよう、子ども達の発見や思いを大切にし、一緒にめいっぱい楽しみながら過ごしていきたいと思います。

 

ながのしましまほいくえん 長野市真島保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 武田 久江
運営法人 長野市
運営法人代表者名 長野市長
園の設立日 1952.4.1
認定日 2019.9.13
区分 保育所
住所 〒381‐2204 長野市真島町真島1425‐1
エリア 北信
お問い合わせ先 TEL : 026‐284‐3637 
FAX : 026‐284‐3637 
MAIL : mashima-hoiku@city.nagano.lg.jp
定員数 未満児 : 31人 3歳児 : 14人 4歳児 : 20人 5歳児 : 20人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金、土
基本開所時間 7時30分~18時30分
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ