植物・生物 兄弟たちが迎えにきているよ!

2023年7月25日

テーマ:
植物・生物
年 齢:
3才児
ねらい:
・身近な生き物の様子に興味や関心を持って関わる。

活動内容

「おたまじゃくしとり」〜どんな道具がいいかな?〜

おたまじゃくしとりに出発です。自分で選んだ道具を持って近くの田んぼに出かけました。

田んぼの稲も大きく育っています。

おたまじゃくしはいるかな?「たっくさんいる〜。」

でも・・・、子どもたちの力では1匹もつかまえられませんでした・・・。

「再びチャレンジ!!」

「よ〜し、今日こそは捕まえるぞ〜。」今日は、先生たちも力を貸しますよ〜。

「お花で飾ったよ。」おたまじゃくしを迎えるカップの準備も完了です。

やっとこ、5匹捕まえることができました。

〜いよいよおたまじゃくしの飼育開始です。〜

約1ヶ月が経ちました。

おたまじゃくしの変化を感じ、おたまじゃくしの体操をしたりしながら日々過ごします。

「おたまじゃくしが緑色になってきたよ〜」「カエルの顔みたいになってきたね。」

ある朝「あれ?1匹いない・・・」室内を探しても見つけることができませんでした。・・・が、次の日に、隣のクラスで発見!!「元気でよかったね。」無事、自然界に出発です。「バイバ〜イ」

2匹めのおたまじゃくしも無事カエルになりました。

「カエルさ〜ん、こっちだよ。」「出ておいで〜。」「バイバ〜イ」「げんきでね〜」

いよいよ最後の1匹もカエルに・・・。

「どこに出す?」「「ここ涼しいよ。」

「あ!兄弟たちが迎えにきてるよ。」「ここがいいよ。」

「ここにもいるよ。」

「ここがいいね。」

「バイバ〜イ」「また遊びにきてね」

 

 

 

子ども達のきづき

園庭には、カエルがいっぱい。捕まえては逃しを繰り返す中、逃がすのを忘れてそのまま死んでしまったことも・・・。

そんな経験から、逃がす際、「暑くないかな??」「「クローバーの草の多いところがいいよ」カエルの気持ちになって考えてくれてました。

その後もカエル集めは続いています。飼育ケースには水が・・・。「どうして水が入っているの?」「カエルさんがかわいそうだから・・・」命についても気づきがあったようです。

事例に対する保育者の思い

約1ヶ月飼育することで、「足が出てきたよ。」「手が出ている。」「カエルの顔になってきた!」と、様々な変化に気づき、観察を楽しんできました。おたまじゃくしの飼育中、触りすぎて2匹は死なせてしまいました。他にも逃し忘れて死なせたことも・・・。そんな経験を通して、逃す場所を選び、『命』を守るためには、どうしたらよいのか、3才児なりに考えていました。これから成長していく中で、命の大切さをさらに知り、飼育することの責任を、自然と関わりながら学び、興味や関心を広げていってほしいと願っています。

あずみのしりつありあけあおぞあらにんていこどもえん 安曇野市立有明あおぞら認定こども園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 小林 幹子
運営法人 安曇野市
運営法人代表者名 安曇野市長
園の設立日 2009.4.1
認定日 2015.10.13
区分 認定こども園
住所 〒399-8301 安曇野市穂高有明9511
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0263-84-5020 
FAX : 0263-83-8767 
MAIL : kodomoshien@city.azumino.nagano.jp
ホームページ http://www.city.azumino.nagano.jp/kurashi/kosodate/hoiku/renrakusaki/ninkahoikuen.html
定員数 未満児 : 21人 3歳児 : 40人 4歳児 : 40人 5歳児 : 40人 6歳(学童)以上 : 0人
基本開所曜日 月,火,水,木,金,土
基本開所時間 7時30分〜19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ