中信エリア
TEL: 0264-57-2324 FAX: 0264-57-2324
2023年6月15日
田立地区は南木曽の中でもお茶作りが盛んな地区です。昔はどの家もお茶畑があり、お茶摘みをし製茶にしていましたが、今はお茶を摘む家もだんだん減ってきています。それでも、お茶の時期になると、木曽地区唯一のお茶工場が始まり、お茶の香りが広がっています。
昨年、年長がお茶摘みに行ったことを覚えていて「おちゃつみできる?」と子どもたちは楽しみにしていました。
5月12日
「今年はお茶工場が21日に終わりだから、それまでにお茶摘みにおいで」と地域の大宮さんに声をかけていただき、お茶摘みに出かけました。
5月18日
首にタオルを巻き、地域の人が作ってくれた子ども用お茶摘みかごをかけて出発。
お茶畑に到着
「かごいっぱい つむぞー。」
「おちゃつみチャンピオンになる。」と子どもたちは張り切っています。
「一芯三葉(いっしんさんよう)黄緑色の葉っぱを3枚数えて とるんだよ。」
「いち、に、さん」と数えながら摘んでいます。
「おばさん みて。」「これでいい?」
「いいにおいがする。」「おちゃのにおいだ。」「みどりのはにおわない。」
「きみどりのとこはやわらかいけど、みどりのとこはかたいね。」
「こんなにとったよ。」
日差しが照り付けるので、ちょっと、日陰で休憩。
「あっつ~」「おちゃのんだら、またいこう。」
「みんなたくさんつんだね。」「ならべてみよ。」
「かごいっぱいになったから、ふくろにうつそう。」
「すご~い。おちゃがいっぱい。」
「結構、摘めたね。もっと少ないと思ったのに、みんな上手に摘めたね。」と大宮さんに褒められてみんな満足。摘んだお茶の葉は大宮さんがお茶工場に運んでくれます。
「あつかったね。」「もう、つかれちゃった。」
「てがおちゃのにおいがする。」
道々、お茶摘みの話をしながらお茶工場に行きました。
お茶工場につくと何キロあるか計ります。
「どれだけ、とれたかな?」
「おちゃこうばのなか、すごーい いいにおい。」
「こども園 6.8㎏」
お茶の葉は、大きなコンテナの中に入れて運ばれて行きました。
「ぼくたちのおちゃができるのたのしみ。」
お茶工場からの帰りに大宮さんが「園のはまだできないから、おばさん家の飲んでみ」と新茶をわけてくれました。
園に帰って、いただいた新茶を飲んでみると
生の葉がカラカラのお茶の葉になっているのを見て
「おちゃっぱになってる。」
飲んでみると
「おいしいね」「いいにおい」「さいごのほうはちょっとにがい」
「はやく ぼくたちのつんだやつ のみたいよー。」
楽しみが膨らみます。
5月30日 新茶が届きました。
「おいしーい。」
「いつものより あじ ちがった。おいしかった。」
「ひよこさんやたんぽぽさんにもわけてあげよう。」
少しづつ小分けにして配ることになりました。
お茶のシールつくり
「おちゃのはっぱってどんなんだったっけ~?」
「はやく、みんなにくばりたーい。」
「かぞくのみんなにのんでもらいたいな。」
自分たちで頑張って摘んだお茶だから、みんなに飲んでもらいたい!子どもたちのそんな思いが伝わってきました。
お茶を持ち帰った後、3歳児のお家の方より
ひばりさんへ
暑い中のお茶摘みだったと聞きました。
家族のみんなでおいしくいただきました。
ありがとうございました。
とメッセージをいただきました。
年中さん、年少さんも、「ひばりさんのおちゃ」と言って大切に飲んでいました。
いつも飲んでいるお茶ですが、子どもたちはお茶摘みを体験したことで特別なお茶になったようです。
これからも地域の方と関わりながら、南木曽の自然を五感で感じていきたいです。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 伊藤 美香 |
運営法人 | 南木曽町 |
運営法人代表者名 | 南木曽町長 |
園の設立日 | 2022.4.1 |
認定日 | 2022.10.1 |
区分 | 認定こども園 |
住所 | 〒399-5301 木曽郡南木曽町読書3912番地37 |
エリア | 中信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0264-57-2324 FAX : 0264-57-2324 MAIL : nagiso-kodomoen@town.nagiso.nagano.jp |
ホームページ | http://www.town.nagiso.nagano.jp/ |
定員数 | 未満児 : 27人 3歳児 : 30人 4歳児 : 30人 5歳児 : 30人 6歳(学童)以上 : 0人 |
基本開所曜日 | 月,火,水,木,金,土 |
基本開所時間 | 7時30分~18時30分 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |