南信エリア
TEL: 0265-22-2077 FAX: 0265-22-2077
2023年6月15日
毎年恒例になった「味噌の仕込み」を地域にある味噌屋「松岡屋さん」に教えていただきながら行いました。
午前中は「てまえみそのうた」という絵本と「パネルシアター」で味噌作りについて学びました。
年長さんは3回目ということで昨年のことを思い出し、発言してくれました。
その後、大豆を煮るところを見ました。
3時間以上煮た豆は茶色に色が変化して、おいしい匂いが立ち込めます。
午後はいよいよ味噌の仕込みに入ります。
まずは、松岡屋さんで作られた米麹と塩を混ぜます。
味噌は「麹菌と乳酸菌」が働いて大豆を熟成させます。とお話してくれました。
米麹の匂いも嗅いでみました。
ビニール袋に煮えた大豆を入れて、ビニール袋越しに豆を潰していきます。
なかなか力のいる作業ですが、お友だちと一緒にやれば、楽しんでやれます。
しっかり潰れたら「糀と塩」を混ぜたものを大豆と合わせます。そして最後に種味噌を入れます。
しっかり混ざるように子どもたちも一緒にこねていきます。
今年は昨年保育園で仕込んだ味噌と
松岡屋さんの味噌も種味噌として混ぜました。
どんな味になるでしょう?
出来上がった味噌の元を団子にして叩きつけるようにして空気を抜いて樽にいれます。
空気に触れたところからカビが生えたりするので、大事な作業です。
子どもたちもビニール手袋をはめてチャレンジです。
一生懸命、団子にした味噌玉を樽の中に叩きつけます。
全部樽に入れたら、雑菌がはいらないようにしっかりビニールで包んで秋まで寝かせます。
おまけ・・・
今年は、味噌だけでなく、醤油の元である
「もろみ」を持ってきてくださり、
子どもたちの目の前で、もろみをこして
醤油になるところも見せていただきました。
味見もしましたよ。
貴重な体験をありがとうございました。
「豆がジャンプの練習してる。」
(沸騰したお湯の中で豆が動いている様子を見て。)
「味噌汁の匂いがする。」
米麹の匂いをかいで
「甘い匂い。」
「豆が見えなくなってきた。」「もっともっと潰して混ぜないと。」
種味噌を見て・・・
「これって松岡やさんが言ってた、先輩味噌だね」
「さっきより力がいる。」「グゥで叩くといいんだって」「手が痛くなってきた。」
(周囲の子より)
「がんばれー!がんばれー!」
「お団子にするの難しい・・・」「手袋にくっつくよ。」
「こうやって投げればいいのかなぁ?」「変な方へ行っちゃいそう。」
「手袋に付いたの味見」「おいしい〜!」
もろみをこした、出来立ての醤油を味見
「うーん、おいしい!」
(お皿をなめていました)
・まる一日の味噌作りでしたが、意欲的に活動することができました。昨年までの経験がある子たちは大豆が味噌になることや味噌作りの作業の工程も覚えていて、「次はこうだね。」などとより活動に楽しみが持てているように感じ、子どもにとって難しいこともあるが経験したことで興味関心が深まっていることを感じ、実体験することの大切さを感じた。
・これから変化していく味噌の様子を子どもたちと一緒に見て出来上がっていく過程を大事にしていきたい。
・自分たちの手をかけた味噌が秋には給食に取り入れられることで、食に対する意識も違って、食べられることや作ってくださる方に感謝の気持ちが持てるようになっていけると思う。
・毎年協力してくださる、松岡屋さんには貴重な体験をさせてくださることを感謝し、味噌の様子や子どもたちの姿を伝えていきたいと思います。
園の形態 | 普及型 |
---|---|
代表者氏名 | 園長 : 髙梨 絹子 |
運営法人 | 飯田市 |
運営法人代表者名 | 飯田市長 |
園の設立日 | 昭和28年2月23日 |
認定日 | 2017.10.27 |
区分 | 認定こども園 |
住所 | 〒395-0071 飯田市今宮町2-113-2 |
エリア | 南信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0265-22-2077 FAX : 0265-22-2077 MAIL : ns-maruyama@city.iida.nagano.jp |
定員数 | 未満児 : 人 3歳児 : 6人 4歳児 : 7人 5歳児 : 7人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月火水木金土 |
基本開所時間 | 7:30~18:00 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |