2023年6月16日

テーマ：

植物・生物／水

年　齢：

3,4,5歳児

ねらい：

・保育者や友達と身近な自然を見たりふれたりしながら、興味や関心をもってあそぶ。

保育園のすぐ近くに小川があります。

散歩の途中、カニをみつけたことを覚えていた子ども達。

どうしてもカニを探したいということで、行ってきました。

「カニいるかな・・」

「そーっとね」

「こっちには、いるかな・・」「いた？」

「う〜ん、いない」

「えっ、まって！」カニを見つけ、集中！！

なんと、カニをゲットしました〜！

「みせて、みせて」「すごい！」年下児に褒められて照れる年長児さん。

「どうやってつかまえたの？」と聞かれ、お散歩バック（ペットボトルで作った物）にカニを

引き寄せて、入れて捕まえたことを身振り手振りで教えてくれました。

それを聞いて他の子も、お散歩バックを石垣に近づけ、カニ探し・カニ捕まえをしていました。

年長児さんの姿を見て、年中・年少さんもだまって見てなんていられません。

次の日さっそく、カニ探し！

年長児さんの真似をして探していました。

「どこにいるのかな」　　　　　　　　　　　「いしのしたかな」

一生懸命さがしたけど、カニさんのほうが

かくれんぼが上手でした・・

結局カニは、保育士が捕まえた赤ちゃんカニ１匹。

みんなで観察。

「こわ〜い」「つるつるしてるね」「ちっちゃいね〜」

みんな、汗びっしょりになって　「たのしかったぁ！」と

満足そうでした。

「はさみではさまれると、いたいんだよね〜」経験が豊富な様子が見てとれました。

皆から、見せてと注目されていましたが、「お散歩バッグの中、せまくてかわいそうだから、にがすね！」と言って、

逃してあげていました。

「また、さがそう！」と次回に期待している姿から、カニを見つけた時の驚きや、

捕まえることができた時の嬉しさを、共に分かち合えることができ、良い経験になりました。

これからも自然や生き物と触れ合う中で子ども達と一緒に共感したり、

驚きや発見、嬉しい気持ちを共有していきたいと思いました。