2023年5月30日

テーマ：

土／植物・生物／火／人・地域／食／つくる

年　齢：

3〜5歳児

ねらい：

・春の山菜を知り、五感を使って味わう。
・クッキングを通して、食への興味を持つ。

春になるとどこでも見られる「よもぎ」、毎年給食先生が「よもぎ」を入れたホットケーキなどを作ってくれますが、今年は自分たちでもどんな味がするのか、味わってみたり、クッキングをしたりしてより興味が持てるようにしたいと考えいろいろな食べ方にチャレンジしてみました。 ＜まずはよもぎ摘み。＞ 職員に摘み方を聞いてから（葉っぱだけじゃなく、上の方の柔らかい茎と一緒に摘む）始めました。

どれを採ればいいのかなぁ・・・？　そっちの方にある？

こんなに採れたよ！  こんなにたくさん採れました。

年長さんが張り切って運んでくれます。

給食先生お願いします。と渡してきました。

＜よもぎの天ぷら＞  その日の給食にさっそくよもぎを天ぷらにしてくれました。

大人はとってもおいしくいただきましたが、子どもたちはやはり・・・・・・

＜よもぎのおやき＞ 昨日摘んだよもぎで今日はおやきを作ります。

おうちから持ってきたエプロンと三角巾がうれしくて、さっそく身につけてやる気満々です。

子育て支援課の栄養士さんもお手伝いに来てくれました。

茹でてフードプロセッサーで細かくしたよもぎ、いい匂いがします。

生地の中に細かくしたよもぎを入れて、ホットプレートで焼いていきます。 火傷しないように先生たちが見守ります。 ひっくり返して焼けてくると、給食先生や栄養士さんが中まで焼けているか中心温度を図ってくれました。

焼き上がったおやきに自分たちでトッピング。

フルーツ・ホイップクリーム・あんこを好きなだけ。

ほら！　とっても上手に出来上がりました。 　

自分たちで作ったおやき、大きい口でパクパク。「おいしいね」

＜よもぎ団子作り＞ 次によもぎ団子に挑戦しました。

お団子の丸め方を給食先生が教えてくれました。 　

はじめは手に生地が付いてしまい、なかなかうまく丸まらなくてたいへん。

だんだん慣れてきて、楽しくなってきました。どんどん丸めていきます。

あれ？　お団子にしていたのに、いつのまにか楽しい形がいっぱいお盆に並んでいます。

出来上がったお団子はお湯の中に入れて茹でていきます。

ぷっくり浮かび上がってきたら、茹だった証拠でです。

茹で上がったお団子に給食先生がきなこ・ごま・味噌ダレの3つの味を

つけてくれました。

どの味がいいかなぁ？・・・きなこと味噌ください。

「おいし〜」とおかわりもいっぱいして食べました。

・よもぎってすぐわかったよ。

・葉っぱが切れて採るのはちょっとむずかしかった。

・（年長が年少に・・・）葉っぱは一個ずつつんじゃあダメなんだよ。

・根っこがついてると食べるときにジャリジャリするでしょ！

・花束みたいに摘むんだよ！

・天ぷらはカリカリして美味しかった！明日も作って！

・ちょっと苦かった。

・エプロン・・・これ、おばあちゃんが作ってくれたんだよ！

・よもぎおやきおいしいねー、パンケーキみていだね。

・フルーツやクリームをトッピングしたのが楽しかった。

・上手にできてうれしかった。

・（よもぎ団子を作りながら・・）これミミズみたいでしょ。これはドーナッツ！アンパンマン！ 雪だるま（オラフ）、ねこ、ハート・・色んな形！

・よもぎだんごのきなこ味はよもぎの味がする。

・お団子、手にベタベタ付いたけどおもしろい！手が真っ白！！

・えー、もうおわり？もっと作りたかった。 ・いろんな形があっておもしろかった。 ・お友達が食べているお団子を見て「これ、私が作った団子だよ！」

毎年、子どもたちが摘んだよもぎをおやつにホットケーキやおやきを給食先生が作ってくれて、春の味として味わってきましたが、いろんな食べ方があることを知ってみよう、より興味がもてるようにとクッキングもしてみました。 子どもたちはいろんな形でよもぎの味を味わい、よもぎ独特の匂いや苦味も料理の仕方で変わることも知ることができたと思います。また、クッキングは子どもたちにとってとても興味関心が持てる活動であり、自分たちで作ったという思いが同じよもぎでもおいしく食べることができたようにも感じます。今後も畑の野菜つくりなどの食に関わる活動を通して、食べ物に対する思いや大切さ、作ってくださる方々への感謝の気持ちが育っていくことをねがい、進めていきたいと思います。