2023年6月12日

テーマ：

土／植物・生物／水

年　齢：

２歳児

ねらい：

・保育士や友達と一緒に泥遊びを楽しむ。
・水、泥、砂など、いろいろな感触や変化を楽しむ。

雨の降った翌日、戸外へ飛び出した子ども達は泥場に一直線に駆け出しました。

「先生、お水あった。」

前日の雨水が溜まっていました。

早速、泥場の穴に水を入れ始めた子ども達。

ジャ〜ッ　　上手に入ったかな？　 

フライパンにも入れて・・・　ジャ〜ッ。　だんだんお水も増えてきたかな？

「よーし！」と泥水の中にダンプカーを入れてみる子。

どうかな？・・・。

「まだ足りないよ〜」

でも、疲れちゃったのかな？

からっぽになったバケツを積み上げています。

すると・・・。

助っ人登場！

見ていた年長さんが手伝ってくれました。

「やったぁ〜！！」「ありがとう〜」

どんどん水が増えていきます！

そ～っとすくってみよう・・・。

　「いっぱいだ〜」　触ってみようかな〜

入っちゃえ〜。

「長ぐつだから平気だもん」

それを見ていた１歳児の子。

そーっと足を入れようとしています。

「あーっ！入っちゃだめ〜。」と止めに入った２歳児ですが

「あ・・・。あ〜〜」　　じーっと水の動きを眺めています。

フタを浮かべてみたよ〜。届くかなぁ・・・。「取れたぁ！」

「今スープ作ってるんだ。」とお料理作りをする子も。

思い思いに遊びが続いています。

「先生　カエルいた〜」と

両手に大事そうに持っている子。

「アリさん、いるかなぁ？」

「テントムシは？」

う〜ん。テントウムシのこと？！

虫にも興味津々です。

「先生、お花どうぞ〜」カップにいっぱい差した花。

「ピンクのお花、入れたの」

優しい気持ちも一緒に届いたよ。

バケツの水を地面に流していた子

「あっ！道になったよ。」

濡れた砂は、水の流れに沿って様々な色や形に変化していきます。

水の流れた所が道路のように見えたようです。

“夢中になるってどうゆうこと？”子どもたちは砂や水や泥が大好きです。

好きな遊びをしていいる時の子どもたちは会話も少なめです。

目の前の事や物に集中して黙々と遊ぶ姿、それが夢中になるってことなのかなぁ〜と感じています。

何もかも忘れて目の前の遊びに夢中になり、五感で感じることが子どもたちにはとっても大切なことですね。

形を変えていく自然物に肌で触れて、心で感じて、満足するまで楽しめる。

そんな保育を続けていきたいと思います。

私たち保育士も子どもたちと同じ目線でに立って、子どもたちの発見や驚きを共有し、五感をフル活用しながら毎日“楽しい”と感じたいです。

豊かな心をもった子どもたちに育ってほしいと願って。