2023年5月11日
今回は、ネバーランドの山遊びでお世話になった幸山さんが雄鶏とひよこ3羽を連れて保育所に遊びに来てくれました。
雄鶏たちと仲良くなるには、雄鶏たちの事を知ることが大事という事で、(雄鶏は生後3か月、ひよこたちは生後1カ月弱です。)にわとりの体のついて話を聞きました。にわとりの目、鼻、口、耳はどこでしょうクイズです。子どもたちは思い思いの場所を言っていきます。耳が一番難しかったようです。
そして、触れ合うときの約束として、優しく撫でたり、ゆっくり近づいたり、大きな声を出して驚かせないという事を聞いて、触れ合い開始。
先ずは、幸山さんが抱っこし、子どもたちが撫でます。
幸山さん:「そっと、なでなでだよ」
子ども:「気持ちいい」「何か、目を閉じている」「にわとりも気持ちいいんだね」
子ども:「にわとりのお尻だ」
幸山さん:「柔らかい羽があるでしょ。羽毛と言うお布団やお父さんとかが着るダウンジャケットに使われる羽なんだよ」
子ども:「へぇー、そうなんだ」
にわとりを更に知るという事で、少し自由に動き回らせます。子どもたちは、あとをついていきます。雄鶏を驚かせないように、そっとついていきます。
今度はひよこです。ピイピイ鳴く声に興味津々。
雄鶏に比べ、ひよこは小さいので怖さも半減。距離も近くなり、次第に手に乗せてみたりして触れ合います。
一人が抱っこすると、自分も抱っこしようと、つい追いかけてしまいます。ひよこたちも更に逃げようと動き回ります。
子どもたちの近づき方が上手くなったのか、ひよこたちが疲れたのか、おとなしく子どもたちに抱っこされます。
ひよこ組(1歳児)の子どもたちも指先で、ちょんちょん、タッチ。
ひよこで抱っこすることに慣れた子どもたちは、今度は雄鶏を抱っこしようと近づきます。代わる代わる抱っこにチャレンジ。
「かわいいよ。触ってみる?」と、ぞう組(5歳児)のお姉さんに促されて、興味を示すひよこ組の子どもたち。
苦手で、怖がっていた子も、少しずつ距離を縮め、最後には指で触ることが出来ました。
・雄鶏の後ろをついて歩く子どもたち。雄鶏の動きを真似て楽しんでいました。動きを真似ることで、雄鶏の事を知ろうとしたり、雄鶏の気分になろうとしているようでした。
・雄鶏のお尻を触った時、「お尻の羽って、短くて柔らかいんだね」と、場所によって羽の長さや柔らかさに違いがある事に気付きました。
・ひよこが鳴く声を聴いて、子:「声の大きさが違うね」 保:「寂しいから、大きな声で鳴いて探しているんだよ」 子:「みんなと一緒だと、鳴き方も小さくなるね」 子:「安心するのかな?」
・怖くて触れなかった子どもが 『みんなが触っているから、怖いけど触ってみたいな』という思いから、ゆっくり時間をかけることで「少し触れた」と、触れた自分に驚き、嬉しかったこと。
・今回は、保育所ににわとりを連れてきて下さったお陰で、普段遠くへの園外活動に行けない未満児の子どもたちも触れ合うことが出来たので、ありがたかった。
・ゆっくり時間をかけて触れ合う事で、苦手だったり怖がっていた子どもも、最終的には触れ合うことが出来た。触れ合えたことが嬉しくて、自信を持つことが出来たので良かった。良い機会となった。
・今回、お休みが多かったため、触れ合えなかった子がいたので、別の機会に改めて設定したり、他の生き物と触れ合う機会を作ることが出来ると良いなと思う。
・今回、人間と触れ合えるよう、生まれたころから攻撃的なにわとりの習性を無くすように慣らしてきたとのこと。触れ合いの機会を設けるにも、人間に慣れるように生き物を育てる大変さを知ると共に、今回の機会を作ってくださった幸山さんに感謝します。
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 保育所長 : 松下剛樹 |
運営法人 | 根羽村 |
運営法人代表者名 | 根羽村長 |
園の設立日 | 1970.4.1 |
認定日 | 2019.9.13 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒395‐0701 下伊那郡根羽村149 |
エリア | 南信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0265‐49‐2152 FAX : 0265‐49‐2152 MAIL : nebahoikusyo1107@mis.janis.or.jp |
定員数 | 未満児 : 人 3歳児 : 人 4歳児 : 人 5歳児 : 人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月、火、水、木、金、土、日 |
基本開所時間 | 7時30分~18時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |