2023年4月4日

テーマ：

人・地域

年　齢：

５歳児

ねらい：

最後の日の過ごし方、どう過ごす？

３月３１日の最後の日。

前日にどんな一日にするか子供たちで考えて計画しました。

「まずはたき火したいね。」

「いいね、たき火。」

「２番は、、、陣地取りゲームしない？」

「いいじゃん。」

「３番目は・・・。」こんな話し合いをしながら、紙に計画を書き込んでいきました。

「宝探しの宝は何がいいかな」

「リバーストーン」

誰がリバーストーンをもってくるのかでもめて、話し合いが頓挫。

宝物は・・・保育士が用意することで一件落着。

さてさて、当日です。

年長さんから発表がありました。最後に「みんなで楽しみましょう」と(*^o^*)

たき火。暖かい日でも火ってなんか見たくなる。匂いもいいね。

そして、陣地取りゲーム。みんな本気です。

お次は庭でフルーツバスケット

「洋服に英語が書いてある人～」

「ズボンが黒い人～」

「フルーツバスケット！！」

ジェスチャーゲームでは、バスケットボールやボーリングの動きをまねて出題。

大盛り上がりでした。

そしてお楽しみの宝探し。いろんな所に隠してあるよ～

「あった！」「どこにあるのかな？」

みんなが見つけたらどんなお宝をゲットしたかの発表会。

何が入っているのかな～。みんな違う宝物。どれもこれも素敵だな。

最後は缶けりだ！

鬼を決めて、逃げろ～～.

「あ、蹴られちゃった」「捕まえた」とっても盛り上がりました。

午後は、２週間以上かけて作った９階建ての段ボールハウスの取り壊しを行いました。

３人が作った９階建ての家には、いろんな世界が広がってました。

でも、来週からは小学生。

自分たちの手で、過ごした部屋をきれいにしていってくれました。

卒園、おめでとう！

１日をどう過ごすのか。

子供たちの話し合いは真剣そのものでした。

大切な最後の日。

誰もが楽しく、そしてみんなで一緒に遊びたい。

時間的なことも考えてバスケットボールは取りやめに。

自分たちがどんな風に時間を使うのか。意見をぶつけ合い、スケジュールを組んでいました。

どの活動をしていても、本当に満足そうな表情の３人でした。

よし、これなら自信を持って小学校に飛び立つことができる。

なかじょう保育園でみんなで共に過ごした日々はどうだった？

泣いた日、けんかした日、ゲラゲラ大笑いした日、大きな自然の中で真剣に遊んだ日々。

３人の表情が本当に満足そうで、そして逞しくて。

それがすべてを物語っているような気がしました。

出会いがあれば、別れもある。だからこそ、一日の尊さを感じることができる日でした。

寂しいけど、うれしい１日でした。

ありがとう。