2023年4月1日

テーマ：

土

年　齢：

０歳児

ねらい：

保育士と一緒に砂や土に触れて遊ぶ。

だんだんと暖かくなり、砂遊びが楽しい季節になってきました。

保育士が「お外行く？」と子どもたちに問いかけると、ニコニコ笑顔や「うん！」と嬉しそうな声が返ってきます。

保育士が型抜きをすると、子どもたちはツンツンと触ってみたり、ぐしゃっと潰してみたりと壊して楽しんでいます。

砂に触れることが苦手な子もいましたが、型抜きされた砂を見て恐る恐る触ったり嬉しそうに眺めたりする姿もありました。

そんな様子が続いたある日、ついに自分でシャベルとカップを持ち、保育士の見様見真似で型抜きをやってみようとする子が！

保育士に砂を入れてもらったカップを自分でひっくり返したり、自分でカップに砂を入れるところからやってみようとしたり、活動の中で積み重ねられた好奇心が、自分でやってみたいという気持ちに変化していったようです。

うまく型抜きできなくても何度もチャレンジする姿がありました。

中にはこんな遊び方も…。

手のひらに型抜きを乗せてもらいました。

「アイス！」と嬉しそう。

壊さないようにそーっと運んだりそれでも壊れてしまって残念そうな顔をしたりいろいろな表情を見せてくれる子どもたちです。

型抜き遊びの楽しさはまだまだ続く…。

・砂に触れてみることで、冷たい、さらさら、ジャリジャリなどたくさんの感触を感じられました。

・型抜き遊びでは保育士の真似をしてやってみることで、うまくできずにがっかりしたり、うまく型抜きできて嬉しかったりといろいろな気持ちを感じました。

・指でつついたり、手のひらに乗せて運んだりしたりすると簡単に崩れてしまうことにも気付き、触らないで眺めたりそっと歩いて崩さないように歩いたりして工夫する姿もありました。

・何よりも型抜き遊びって楽しいと感じられました。

・４月、最初は触ったり掘ったりするだけだった砂遊び。この１年でいろいろな経験をした子どもたちに楽しんでほしくて、こんな遊び方もあるんだよ、型抜き遊びをやってみました。保育士が作ったものを潰す遊びから自分で作ってみたいと挑戦するほどになった、そんな姿に成長を感じ嬉しくなりました。

・街中の保育園ですが、子どもたちにとって一番身近な園庭での砂遊びの中からもいろいろな発見があり、たくさんの楽しい経験ができることがわかりました。これからもこの園庭から、０歳児の子どもたちなりの楽しい経験を増やしていってほしいと思います。