2023年3月26日

テーマ：

土／植物・生物／空・天気

年　齢：

３歳児

ねらい：

・身近な自然に親しみ、春の訪れを感じる

寒さが厳しかった大町にも、暖かい春がやってきました。早速園庭へ走り出す子ども達。みんなでアリ探しです。

「あっ　アリさんいたよ！｝

「ここにもいる！｝

「どこどこ？」

「ほんとだ　いるね」

「つかまえて！」

「まかせとけ！」

「こうすると指にアリがのってくるんだよ」

アリの捕まえ方を友達に教えながら捕まえます。

捕まえたアリにお家を作ってあげることにしたようです。

「砂を入れよう」

「木も入れてあげよう」

「あったかいお家がいいよね」

「石も入れたほうがいいんじゃない？」

「うん、そうだね」

「いいお家ができたね！」

うれしそうに話す友達を見て、一人怒り出す子がいました。

「アリさんを戻して！」

「やだ！」

「戻して！」

どうやら砂の下になってしまったアリが、苦しくてかわいそうに思ったようです。

その気持ちを伝えると

「せっかく捕まえたのに」と戻す気はないようです。

しばらくバケツの中を見つめる子ども達。

「やっぱり戻そう」

「あれ、いない？」

「あっ、いたいた！」

「良かった、生きてた！」

元気なアリの姿を見て、ホットした様子の子ども達でした。

・冬の間は見なかったアリを見つけた。

・アリがたくさんいる場所を見つけた。

・アリは砂の上を歩いているけれど。たくさん砂をかけると苦しくなってしまうかもしれない。

「こっちに来て。アリがいるんだよ！」「お花が咲いているところに連れて行ってあげる！」とうれしそうに保育士を呼びに来てくれる子ども達。身近な自然の変化に気付き、発見したことを友達と共有しながらたくさんの春を見つけて楽しんでほしいです。また、自然に触れる中で、植物や生き物を大切にする気持ちをもてるようになってほしいです。