2023年2月17日

テーマ：

水／人・地域／食

年　齢：

３～５歳児

ねらい：

冬もあとちょっと！いろんなもの発見しよう。感じよう。想像しよう。まるごと楽しもう。

今年は予想以上に寒い日々でしたが、お陰で雪遊び、そり滑り、氷遊びを思い存分に楽しむことができました。

今年は山や河原に探検へ出かけ、お宝探しに夢中になりました。

「木の幹に大きな穴が開いてる～」

「この奥はどうなってるのかな？」

夏には雑草がうっそうと茂ってしまい入れない所も、雪のおかげでいろんな場所に探検に出かけることができます。

「こんな風になってたんだね」

獣道もついて行ってみると・・・

ウンチがあったり、木の芽を食べた後があったり。

かもしかの足跡は本当に大きくて、子供の手がすっぽりと入っちゃいます。

河原では、幻想的な光景を楽しむことや川の流れる音や流れ着いたもので、思い思いに楽しむことができます。

人顔石、見つけた～

恐竜の形の氷も発見

この日はリバーストーンがたくさん発見できて、みんなのポケットの中はずっしり。

「こんなに重い～」「歩くとじゃらじゃらって音がする」といいながらもその重さも楽しみながら園まで歩いてきました。

節分の日。さくらチームは自分たちで育てた大豆を使って豆まきをしました。

そしてきなこ作りにもチャレンジ。

コーヒーミルを使ってゴリゴリすると・・・。見事！きなこの完成です。

「こんなに簡単にできるんだね」と大人も子供も感心しちゃいました。

味見すると。

「うまっっっ」「めっちゃおいしい」

顔中きなこだらけになってました(*^▽^*)

１年生が園にきてお店屋さんの出張販売してくれました。

やおやさんに、くだものやさん、靴屋さん、お寿司屋さん、ペットショップなど８店舗ものお店が並び、「どれにしようかな？」と楽しみながらショッピングをしました。

その後は平均台を使って陣地取りゲーム。

大盛り上がりに盛り上がりました。

探検遊びの一番の醍醐味は実体験できること。

川の音、流れる様子、氷の冷たさ、氷のきらめき、様々な形・色の石、体全体で感じる雪の感触、見上げた時の空、雲、、、

その瞬間でしか見ること、感じることしかできません。

子供たちの過ごす１日１日が、成長していくことに大切な１日１日です。

自分たちで育てた大豆。枝をたたいて豆を出し、拾い集め、選別する大変さも味わいました。すべての食べ物がそうやって農家さんの手間暇かけてできていることを感じたようでした。

豆を煎ると、なんともいえない香ばしい匂いに部屋中包まれました。

挽いてできたきなこを見たときの嬉しそうな顔( ´艸｀)

味見したときの表情。

言葉では言い表せない気持ちがいくつもいくつも心に生まれたのだと思います。

１年生との交流は、本当に驚くほど子供たちに様々な刺激を与えてくれます。国語の授業でこんな楽しいことするんだな・・・。

絵を描くときに図鑑見ながらかいたんだってえ。上手だな～。

いろんなお店があって、自分たちで全部準備するんだ。すごいな。

小学校の先生はやさしいな。

はやく小学校にいきたーーーーーい。

未来に待ってる小学校が、ますます期待あふれる場所になりました。

幼少期に自然との関わり方や楽しみ方を体験し知っていると、人生もその分より豊かに楽しむことができるように思います。

その反面、自然遊びは危険も伴いやすいので、私たちは自然との関わり方の中で注意しなければならないことをその時期や場所に合わせて伝えています。

自分自身で安全に関わる力も重要だからです。

子供たちの発見や感性に触れるたびに、心が柔らかくなり物事を見る視点の持ち方の重要性を感じます。

小学生が楽しそうに活動する姿に接したり、小学校の先生ともじっくり関わったりすることができる保育園は少ないのではと思います。

そんな体験ができるなかじょうは本当にいいところだな～～と感じます。

子供にとっても、大人にとっても大切な、１日１日。

１日の中の遊びも生活も大切に丁寧に過ごしていくことが本当に素敵なことなんだと、共に過ごす中で伝えて行かれたらと願いながら関わっています。