2017年7月14日

テーマ：

土／水／人・地域

年　齢：

3歳児

ねらい：

友だちと一緒に遊びを見つけたり、経験したことを友だちに伝え遊びに取り入れたりして楽しむ。

泥んこ遊びをしていた日のこと。

子どもたちは泥んこの洋服に着替えて園庭にしゅっぱーつ‼︎

目の前に大きな水溜りを発見。

「あっ、大きな水溜り！」

「なんだか田んぼみたいだね！」

水たまりには、ちょうど草が生えていたので子ども達は田んぼに見えたんですね。

近くにあった草を摘んできて田植えがスタート。

草を植える手つきはまるで本当に田植えをしているようでした。

周りにいた友だちに

「ここは田んぼだよー！」

「お米の赤ちゃん植えているからね」

回りの友だちに伝えていました。

田植えが終わると、

「早く大きくならないかなぁ」

「お水が足りないいんじゃない？お水持ってくるよ。」

と、田植えをした経験を遊びに取り入れて楽しんでいました。

田植え水溜まりの近くでは、こんな子どもの姿が、、、

水溜まりの中に座り込んでいた男の子。

水溜まりにずっと座り込んでお尻が冷たくなったようで、日向で座るにちょうどいい場所を発見。

「あったかーい」

友だちにも教えに行こうとふと座っていたところを見ると、お尻の跡が！！

「僕のお尻だー！見てーお尻の跡だよ！」

「おーすごい!!やってみよー」

他の子もお尻の跡を付け始めていました。

「おもしろーい♪」

お尻の他にも手形や足跡を付けて、その場所はいつの間にか大きなキャンバスのようです。

友だちの後に付いていき足跡を付けたり、お尻の跡がハート型に見えたり。

子ども達は思う存分、手形や足型やお尻の跡を付けて楽しんでいました。

何気ない泥んこ遊びから、いろいろな気づきや発見がある泥んこ遊び。大人が声をかけなくても、子ども達はどんどんと遊びを見つけて楽しんでいる姿が見られます。先日稲を植えた経験を遊びに取り入れて友だちと一緒に共有する姿や、気づいたこと発見したことを友だちに伝えて一緒に楽しむ姿が見られました。自分の経験したことや考えたことを友だちや保育士に自由に表現し伝え合い、友だちと共有し喜びを味わえるようにしていきたいと思います。