2023年3月27日

テーマ：

土／空・天気／人・地域

年　齢：

幼児組

ねらい：

皆神ランドで好きな遊びを思い切り楽しもう！

昨年度から皆神山の登山道入り口を遊び場としてお借りしていろいろな遊びを楽しんでいます。その名は「皆神ランド」

春

山の斜面登りに丸太くだり。木の枝にぶら下がってジャンプ！

木の枝でおうち作り

秋

いす作り。「どうやって縛ればいいかな？」「あとはここを縛って完成だ！」

ナマケモノに変身！落ち葉のお布団は、温かくて気持ちいい♡

冬

雪が降ったら斜面をござで滑ったり、スピードが出る時は布のゴールが登場。ペンギン滑りも楽しいよ！

雪が無い日もフィールドで遊びます。落ち葉の滑り台や、斜面のぼりを３歳児も一緒に楽しんだよ！「つかまって！」としなる枝を倒して年下の子が登れるように助けてあげる姿も自然と見られるようになりました。

変化していく自然の中で、子ども達も次はこうしてみよう！こんなことできるかな？と考え、試して一年を通して楽しんでいました。

「玩具が無くても自然物でいろいろ遊べるよ」

「急な斜面も大きな丸太も登ったり降りたりできるようになったよ」

「ちょっと怖そう･･･。でもやってみたら出来た！」

「どうやって登ればいいかな？」

同じ場所でも季節によっていろいろな遊び方ができる！そんなことを子ども達は１年を通して気づき、感じてくれたように思います。

最初は雪遊びから始まった皆神ランドのフィルード遊び。今年は一年間通して遊び尽くそう。変わる季節の中で子ども達が遊びをどう展開し楽しんでいくのか、一緒に遊びながら考えていきたいという思いを持ってスタートしました。

最初は初めての山の中でどう遊んだらいいのか分からず不安だった年中児も、年長児の遊ぶ姿や、友達の楽しむ姿を見てどんどん積極的に遊ぶようになりました。

保育士は「危ないからダメ」という言葉を使わず、どうしたら安全に遊べるのか、やり方が分からない時はすぐに手を貸すのではなく「どうしたら出来ると思う？」と一緒に考えるようにしてきました。その中でまずは自分で考える、分からない時は友達の姿を見て真似たり聞いたり、子ども同士の助け合い・教え合う姿がとても増えたように思います。

めいっぱい遊んだ後の履き物や洋服は泥だらけ。洗濯や衣類の準備等、保護者の方のご協力があって楽しめることに感謝し、今後も皆神ランドの遊びを継続していきたいと思います。