2023年1月20日

テーマ：

水／空・天気／つくる

年　齢：

3～５歳児

ねらい：

・水が凍っていく様子に興味を持つ。
・水の量や置き場所などの違いで凍ったり、凍らなかったりする様子を見て氷のできる環境に気付く。

・園長先生が朝、咲き終わったパンジーの花を摘んでいると「何してるの？」と寄ってきた子ども達。

たくさんのパンジーの花を見ながら、空き容器に水を入れ、そこに浮かべてみました。

そして、子ども達と相談して、「今は寒いときだから、このまま氷になるかもしれないね。」という事で、

いろいろな場所に置いてみることにしました。

・どこに置こうかと置き場所を探している中で、日向では「ここは暖かいね。」少し日陰に入ると「なんだか寒いね。」「ヒヤッてするね。」などという声も聞こえてきました。

そして次の朝・・・

「園長先生早く来て！」と張り切って呼んでくれる子ども達、昨日のカップの水がどうなった見に行きます。

「これは凍ってないよ。」ちょっと残念そう！

園の後ろの日陰のところでは「やった～！凍ってるよ！」

「でも、ペットボトルは凍ってないみたい！」

「ねぇねぇ、氷ができたよ。」「触ってみて冷たいよ！」

「ここのお水は凍ってないね。」

「こんなに大きいのもできたんだよ。」

「お母さんにも見せてあげる・・・」と陽のあたるテラスに並べておきました。

でも、お昼寝起きて見てみると・・・「たいへんだぁ～　氷がとけちゃってるよ～～～」

・日向では「お日様が当たっていると暖かいね。」

・日陰では「なんだか寒いね。」「ヒヤッするね。」

凍っていない容器をみつけ、　お部屋だらかダメなんだ！」

・同じ場所でも「カップに入れたのは凍ってるけど、ペットボトルは凍ってないよ。」

・「氷、きれい・・・」「お花がよく見えるね。」

・「触ると冷たい。」「でも、手に乗せてるとだんだんとけちゃうよ。」

・「お母さんにも見せてあげたかったのに・・・ここに（日向）置いたらとけちゃった。」

・8ヶ所に置いておいたカップのうち6個が凍っていました。この時期ならではの自然との関わり、寒いとき水が凍ること、日向ではうまく凍らないことや日陰の寒いと感じるところに置くことで氷ができること、カップの水は凍ったのに、ペットボトルの水は凍らなかった不思議さなど感じ、興味を持ってみることができたと思います。

また、お母さんに見せたいという子ども達の思いからテラスに置いた氷、職員はきっととけちゃうだろうと思っていましたが、それは言わずにそのままにしたことで、カップの中の氷がとけてしまっているのを見つけたときの子ども達の表情は大ショック！この先まだまだ寒い日が続くので、どうしたらお母さんに見せることができるか？また、違う水でも凍るのか？　子ども達の興味はつながっていき、遊びも続いていきそうです。

バケツの中の泥んこの水も凍っていました。明日は何を凍らせようかな・・・？