人・地域 つくる お正月の準備をしよう!(松取り・おやす作り)

2023年1月10日

テーマ:
人・地域/つくる
年 齢:
4~5歳児
ねらい:
・お正月に使う飾りがあることを知る。
・地域の方に教えてもらいながらおやすを作り、飾ることを楽しみにする。

活動内容

12月、お正月の飾りに使う松を年長さん・年中さんで取りに行ってきました。

杵原応援団の皆さんが一緒に行って、松を切ってくださるので、その切った松を運ぶお手伝いをしました。

切ってくれた枝もなかなか大きいので運ぶのに力がいります。

ひとりで運ぶのはたいへんだけど、お友だちと一緒なら楽しみながら運べます。

「魔法使いになったみたい、空飛べるかな?」

「たくさん運んで来たなぁ・・・重かったら!」

「大丈夫だよ!」

「そりゃぁ力持ちだ。すごいなぁ!」と褒められて、ますますやる気満々です。

しっかりお手伝いができました。

 

年末休みに入る前には「おやす作り」もしました。

 

杵原応援団の方が松取りで取った松使って、りっぱな門松を作って持ってきてくださいました

そして、杵原応援団の皆さんに教えてもらいながら藁を編んでおやすを作ります。

作り始めは難しくて「どうやるの?」「うまくできんなぁ・・・」と困っている子もいましたが、

「ここを持ってな・・・」「こっちを引っ張って・・・」と丁寧に教えてくださいました。

そうするうちに子ども達はどんどん上達して。

自分だけでも作れるようになり、2個、3個と作っていきました。

どの子も真剣、集中して作ります。

「ほら見て、できたよ!」

小さいお友だちの分も作って、ひとり1個持って帰り、家に飾ってもらいました。

 

子ども達のきづき

<松取り>

・松、大きくて重たいね。

・なんだかチクチクするよ。

・手にベタベタするものがくっつく。

<おやす作り>

・始めのところ難しくてうまくできなかった。

・おじいちゃんが教えてくれたらできるようになったよ。

・難しかったけど、できるようになったらおもしろくなった。

・もっといっぱい作りたい。

・おやすは神様のご飯をいれるお茶碗なんだって。

事例に対する保育者の思い

・今では、松飾りなども手ごろなものが売られていて、家でつくるようなこともなくなってきましたが、子ども達には昔から伝わるお正月に飾る意味や由来を知ってほしいと思い、地域の方の協力していただき松取り、おやす作りを行っています。

・毎年、杵原応援団の皆さんが松取りに誘ってくださったり、おやす作りの体験をさせてくださって、園内の職員ではできない経験をすることができています。若い職員もおやすを作ったことがなく、子ども達と一緒に意味や由来を学ぶことができるので、杵原応援団の皆さんには感謝しています。

にんていこどもえんいいだしやまもとほいくえん 認定こども園飯田市山本保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 後藤 敦古
運営法人 飯田市
運営法人代表者名 飯田市長
園の設立日 昭和40年4月1日
認定日 2017.10.27
区分 認定こども園
住所 〒395-0244 飯田市山本3340-2
エリア 南信
お問い合わせ先 TEL : 0265-25-2440 
FAX : 0265-25-2440 
MAIL : ns-yamamoto@city.iida.nagano.jp
定員数 未満児 : 15人 3歳児 : 20人 4歳児 : 25人 5歳児 : 30人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月火水木金土
基本開所時間 8:00~16:00
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ