2022年12月28日

テーマ：

人・地域／つくる

年　齢：

2歳児

ねらい：

・冬の行事に興味を持ち、友達や保育士と行事や雰囲気を楽しむ。
・製作遊びを通して道具の使い方を知り、保育士に支えられながら使おうとする。

クリスマス寒波と言われていましたが、ついに信濃町にも雪が積もりました。

雪がある最初の登園日は風があって、幼児さんが外で遊んでいる姿を窓から見ているだけでしたが、ついにさくらんぼ組さんも外へ！

去年から雪遊びが大好きな子どもたちでしたが、１年で身体も大きくなって新雪でもへっちゃらです。「ゆきだるまつくろーよ」とお友達と一緒に雪を丸めたり、雪を上に投げて舞い落ちる様子を楽しんだり…。雪の上に寝転がって日光浴も楽しんでいました。

さて、先日はみんなお待ちかねのクリスマス会でした。

幼児さんたちはリズム室に集まってキャンドルサービスや合奏を楽しみました。残念ながら、未満児さんはその様子を見に行くことはできませんでしたが、なんとお部屋にサンタさんがやって来てくれました。

鈴の音と一緒にやってきたサンタさんに最初は少し緊張気味の子どもたちでしたが、サンタさんが白い袋からプレゼントを取り出すと、泣いていた子も嘘のようにわっとサンタさんに群がっていきました。…これが、サンタクロースパワーですね。

プレゼントをもらってニコニコの子どもたち。サンタさんと一緒に記念撮影もしました。

プレゼントの袋の中には、パズルと梯子下りが入っていたようで、お休み明けに「パズルで遊んだよ～」「サンタさんくるくるしてた」と報告をしてくれました。おうちにもサンタさんが来てくれたようで、楽しそうにお話ししてくれる子どもたちでした。

子どもたちがクリスマスの雰囲気を味わえるよう、サンタ帽子を被った子どもたちの写真を貼ったり、みんなで飾りをつくったりしました。

自分たちの顔が貼ってあることに気づき、「これは○○ちゃん！」と自分やお友達の名前を呼んだり、顔を指差してニコニコと笑ったりする子どもたち。３歳を迎える子が増えてきて、ますますお友達に興味津々になってきました。

製作では、ステンドグラス風のクリスマスツリーを作りました。穴の開いた画用紙にカラーセロハンを貼るのですが、今回はセロハンテープ貼りに初挑戦しました。

最初は思い思いの場所にテープを貼っていましたが、いざカラーセロハンから手を放してみると、あれ？くっついてない？保育士から貼る場所を聞いたりお友達の様子を見たりして模索…。貼り直してみたり、もう１枚貼ってみたりする姿が見られました。

テープを切り取る時の力加減も最初は苦戦していましたが、何度も切り取ったり保育士と一緒にやったりするうちに上達していきました。

完成したツリーの穴を覗き、あれ～？まわりが黄色や緑色に見えるぞ～？

最後は飾りつけをして完成！素敵な作品が出来上がりました。

さくらんぼ組になって９か月が経ち、大きく成長してきた子どもたち。着替えや身のまわりの後始末など、１人でできることが増えました。意欲がとても高い子どもたちで、私たち保育士は日々の生活の中で、見守る姿勢を大切にしていきたいと考えています。製作遊びもそうですが、お友達とのかかわりや身のまわりのことなど、子どもたち自身が悩みながら取り組んで、その中で学びがあるように、これからも丁寧にかかわっていきたいと思います。

今年もありがとうございました！よいお年を！