土 植物・生物 水 空・天気 食 つくる 保育園で稲作体験! 〜お米にして食べるまで〜

2023年1月10日

テーマ:
土/植物・生物/水/空・天気/食/つくる
年 齢:
2歳児〜5歳児
ねらい:
・友達と一緒に田植えを体験し、お米に興味や関心を持つ
・稲の生長に気づき、たくさんの不思議や発見をすることを楽しむ
・お米になるまでの過程を身を持って体験することで、大切さを感じる

活動内容

5月、小学校の代かきや田植えを見学しに行き、そこで苗をいただきました。

子どもたちと一緒に田植えができたらいいなと職員で話し合い、保育園の庭のかたすみに田んぼを作ることにしました。

田んぼの土を地域の方に分けていただき、田んぼの土を作ることから始めました。

砂場用のバケツで何度も運んで、「まだ足りないね、頑張るぞ〜!」と、気合を入れていました。

職員も初めての経験だったので、試行錯誤しながら、なんとか田んぼが完成!

水を加えて、子どもたちが裸足で土をかき回し、代かきをしました。

「ぬるぬるする〜!」「気持ちいい〜!」と、それぞれに感じたことを話ながら、こねこね・・・

田んぼが出来上がり、田植えスタート!

横一列になり、植えて行きました。とても上手に間隔を取り、植えることができました。

足もこんなに泥だらけ。でも、子どもたちは「まだ植えたかった〜」と言うほど、楽しかったようでした。

この時、一人ずつ鉢植えもしました。

田んぼを枯らさないように水を入れ、稲はどんどん大きくなり、9月には立派な稲穂が!

9月下旬に稲刈り。稲刈りの鎌で行いました。

鎌を使用する時の子ども達は真剣そのものでした。

はぜかけをするために藁で結びました。

「これ難しい」と言いながら一生懸命結んでいました。

収穫した稲がかけられました!!

「やった~!!」「すごぉ~い!!」みんなで力を合わせて完成!

達成感を味わえた瞬間です。

 

次は脱穀。子どもたちの力で脱穀します。

牛乳パックに穂の部分を入れて、入口を閉じて引っ張っていきます。

どんどん、もみ殻のついたお米が入っていって、「お米とれた!」「先生、見て!」と、どの子も嬉しそう。

お友だちと協力し合って、頑張っていました。(水色帽子は年少さんです。)微笑ましい姿でした。

お次は、もみすり。すり鉢に入れて、軟式ボールで擦っていきます。

これがまた、かなり力のいる作業。「全然できない…」と弱音を吐いていた子どもたちも、コツを掴んでくると、集中して力を加えて頑張っていました。

もみすりしたお米がこちら。↑

家庭用精米機で、少しずつ精米していきました。

保育園で作ったお米は、全部で6合できました!

10月下旬。みんなで作ったお米を給食の時に、おむすびにしてもらって食べました!

食べた時の子どもたちの表情はとても嬉しそうです。

「お家のお米よりも甘い!」「みんなで作ったから、美味しかった!」と、それぞれに感想を言いながら、大切に頂きました。

子ども達のきづき

・田植えから収穫し食べるまでには、手間も時間もかかるということ

・お米ができるまでには、水と太陽の日が必要ということ

・お米作りは、大変なこともたくさんあるけど、楽しいということ

事例に対する保育者の思い

・普段食べているお米がどのようにして出来ているのか、そして、食べるまでには時間や手間がかかるということを感じてもらえたらと思い、活動してきました。食べ物を大切にし、残さずに食べようとする気持ちが芽生えてくれたのではないかと思います。子どもたちの一生懸命に取り組む姿に感心し、感動しました。

・今年度初めての試みで、保育園に田んぼを作りましたが、これを機に、毎年保育園で取り組んでいくことで、お米に対して興味や関心、そして、大切に食べるということを感じていってもらえたらいいなと思います。

おおまちしたけのこほいくえん 大町市たけのこ保育園

園の形態 普及型
代表者氏名 園長 : 柳本 幸博
運営法人 大町市
運営法人代表者名 大町市長
園の設立日 1994.4.1
認定日 2019.9.13
区分 保育所
住所 〒399-7301 大町市八坂1073
エリア 中信
お問い合わせ先 TEL : 0261‐26‐2018 
FAX : 0261‐26‐2018 
MAIL : takenoko@city.omachi.nagano.jp
定員数 未満児 : 10人 3歳児 : 10人 4歳児 : 10人 5歳児 : 15人 6歳(学童)以上 : 人
基本開所曜日 月、火、水、木、金
基本開所時間 7時30分~19時
延長保育の有無 要問合せ
園児募集 要問合せ
保育者募集 要問合せ