2022年12月16日
トマトときゅうりを、夏のはじめに植え、成長する姿を楽しんでいた年長児たち。
「野菜って、他にもあるよね」 「人参とか?」
「前のひまわりさんが作ってた、赤い丸いのなんだっけ?」 「かぶ?」 「大根?」
と、野菜の話題が自然に増えていったそうです。
畑に、まだスペースがあったこともあり、野菜を追加!
“パプリカ” “ミニ人参” “二十日大根”
どれも、大きく成長し、美味しくみんなで食べることができました!
二十日大根を食べた感想は、、、「辛い!」
それを聞いた給食の先生が、2回目に収穫したものは、その日のサラダに混ぜてくれると 「おいしい!」 「辛くない!」と
調理方法によって味が変わることに気がつくことができた、年長クラスの子どもたちでした。
担任が、今までの野菜づくりの様子を、写真付きでまとめたものを掲示すると、
「こうなってたんだね」 「このとき知ってるよ!」 「最初、こんなに小さかったっけ?」 と振り返って見る様子がありました。
野菜づくりの面白さを知った子どもたちから、ある日の給食で“スイカ”がでると、こんな疑問が・・・
「スイカの種って、植えるとどうなるんだろうね」 「葉っぱ出るのかな?」 「スイカになるんじゃないの?」
こうなったら、試してみるしかありません。
自分が食べたスイカの種の中から、大きくなりそうなものをひと粒選んで植えることになりました。
まずは、どうやったらスイカが育てられるのか、クラスの辞典を使って調べ始める子どもたち。真剣です。
プランターに植えたスイカの種、一体どうなったでしょうか
「全部スイカになったら、保育園のみんながお腹いっぱい食べられるね!」と、夢が膨らみます。
残念ながら実は付けませんでしたが、自分たちが疑問に思ったことを実験・体験することができ発見があった子どもたちでした。
いろいろな種類の野菜づくりを経験し、育てる面白さや収穫する喜びをたくさん感じながら、野菜づくりができたように感じます。
まだまだ、年長クラスの畑活動は続いていました。
実は、春にオタマジャクシを飼うことになったときのことです。どんなところで飼うといいのか、話し合いが始まりました。
「水の中?」 「水槽?」 「カエルになったらどうするの?」 と、いろいろな考えが飛び交いました。
「オタマジャクシって、田んぼにいるから、田んぼがいいんじゃない?」 「そうだね!それがいい!」
家で、お米を作っている職員から稲を少し分けてもらい、ミニ田んぼづくりが始まりました。
みんなで田植え 「気持ち良さそうに泳いでるね!」 「これって、お米になるの?」
オタマジャクシの家を作りながら、稲への興味関心も同時に持ち、お米作りが始まりました。
春から秋まで、様々な食材に関心を持って育ててきた子どもたち、年下の子たちが畑や田んぼを見に来ると
野菜の説明やその時の状況を教えてくれて、すっかり野菜博士のようでした。
秋には、隣の中学校の生徒さんと夏に植えた、“サツマイモ”の収穫体験をさせていただきました。
畑からツルが伸びている様子を見て、「この下に、サツマイモがあるの?」 「たくさんあるのかな?」 と楽しみにする様子。
収穫したサツマイモは、給食のカレーやコロッケに入れてもらったり、焼き芋にしてみんなで美味しくいただきました!
・野菜づくりの面白さ
・野菜づくりには、水・太陽・栄養が必要だということ
・スイカの種は、植えたら芽が出る
・稲がお米になる
・野菜づくりを通して、食材への興味関心を高める
・異年齢との関わり
・物作りの面白さや楽しさを味わう
・自然の面白さに気づく
園の形態 | 普及型 |
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代表者氏名 | 園長 : 平出 剛 |
運営法人 | 大町市 |
運営法人代表者名 | 大町市長 |
園の設立日 | 1954.4.1 |
認定日 | 2019.9.13 |
区分 | 保育所 |
住所 | 〒398‐0002 大町市大町3504‐9 |
エリア | 中信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0261‐22‐0675 FAX : 0261‐22‐0675 MAIL : hananokihoiku@city.omachi.nagano.jp |
定員数 | 未満児 : 49人 3歳児 : 30人 4歳児 : 35人 5歳児 : 40人 6歳(学童)以上 : 人 |
基本開所曜日 | 月、火、水、木、金、土 |
基本開所時間 | 7時30分~19時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |