2022年12月12日

テーマ：

植物・生物／つくる

年　齢：

３歳児

ねらい：

自然物を使った季節の遊びを楽しもう。

秋の良い天気の日、近くの広場にお散歩に行きました。

地面いっぱいの落ち葉の上を走ったり、落ち葉のシャワーをしたり、自然を感じていると、

「みてみて、ピザ焼いてるの！もうすぐできますよー」

大きな落ち葉に石を乗せ、木の枝でつついて作っている子が。まるでピザ職人です。

こうして、落ち葉や石を使ったおままごと遊びが始まりました。

鉄棒のテーブルに石を置き、「おにぎり」「いくら」「ドーナツ」思い思いのイメージで遊んでいます。

ピザもそろそろ焼けたかな。みんなで作った食べ物を持ち寄り、パーティのはじまりです！！

日は変わり、散歩で拾った松ぼっくりでクリスマス飾りを作りました。

白の絵の具で、チョンチョンチョン。雪がかぶってるみたいだね。

下の方も塗ろうかな。　　　　いいぞ、どんどんできてきた。

「中の方は塗らないの？」

松ぼっくりの中の方まで塗りたがる子も。

下からやると、先だけ塗れるかな？

遠くから見てみると、どうかな？きれいになってきた？

散歩で触れた自然、身近だからこそイメージが膨らんで楽しく遊べたね。拾った松ぼっくりに色を塗るのも楽しんだ雪組さんです。散歩で拾ったどんぐりもクリスマスリースの飾りに使いました。

「大きな葉っぱに乗せて、、、クレープですよー」「こうやって巻いたらどう？」

クレープの記憶をもとに、落ち葉の大小、形を活用してイメージを実現しようとする姿が見られました。

「一枚一枚塗るのが難しいんだよ」

と、松ぼっくりが一枚ずつに分かれている特徴を掴んだつぶやきも。

散歩をはじめ、秋から冬への移り変わりを楽しみました。身近な松ぼっくりやどんぐりを使ったからこそ、クリスマスリース作りでも、「ここに置く」「いや、やっぱりここ」とこだわりを持って取り組めたのかもしれません。

「いい匂いがする」「これ何の種かな？」と、散歩中や戸外遊びで色々な発見や驚き、不思議を感じているようです。これからも、身近な自然にどんどん関心を抱いて、遊びに取り入れていってほしいなと思っています。

体を動かすのも大好きな３歳児さん。雪遊びも楽しみだね。