2022年11月24日

テーマ：

植物・生物

年　齢：

４歳児

ねらい：

身近な自然に親しみ遊びに取り入れて楽しむ

春から夏にかけて、園庭でカラスノエンドウ探しに夢中だった子どもたち。今日も園庭で”いいものさがし”が始まりました。

「なにかいいものないかなぁ」

「みて！四つ葉のクローバー見つけたよ！！」

改築から間もない園庭には一見するとあまり草花がなく、珍しいものもそんなにはなさそうですが、そこは子どもたちの探究心いっぱいの”眼”で、”いいもの”をいっぱい見つけてくれます。さすが！！

しばらくすると・・・

「先生見て見て！なんか豆みたいなやつ、見つけたよ！！」

「ほんとだ！どこで見つけたの？」

「こっちこっち！」

見ると、園庭の南側のフェンスに、つるが絡まって葉っぱのかげに、小さな豆が。

「なんの豆かなあ？」

「図鑑で調べてみる？」

「これなんじゃない？」「むらさきの花、おんなじだよ」「先生なんて書いてある？」

「ツルマメだって。大豆の仲間って書いてあるよ。」

「食べられるかな？」「もっととってくるね！」

子どもたちの”豆の収穫”が始まりました。

「こんなにとれたよ」

「エダマメみたい」

「お料理作ったよ。はい、どうぞ！」

「豆ごはんだよ」

「おひめさまだよ。みてみて！」豆のつるを使って変身！

いろんな遊びを考えて、みんなで楽しみました。

身近な自然の中で楽しいことを発見するのが上手な子どもたち。

ツルマメもパッと見ただけでは、気づけないようなところに実をつけていたのに、よく見つけたなと感心です。しかもこのツルマメ、意図的に植えたものではなく、土と一緒に運ばれてきたようです。すごい偶然。

発見して「何かな？」と不思議に思う気持ちや「いいものみつけた！」と嬉しい気持ちなど、子どもたちの気持ちに共感しながら、自然の不思議さや面白さを一緒に楽しんでいきたいと思います。

この写真は近くの神社にお散歩にでかけたときのひとコマ。園の周りにも自然がいっぱい。子どもたちの探究心をくすぐります。「見つけた！」「これなに？」そんな出会いがこれからもいっぱいになるような、活動をしていきたいと思います。