2017年6月26日
2017年2月2日(木)
天竜川堤防へ行き、その周辺をハイキング。川の中で何かをしているおじさんが見えたので近くまで行くと、どうやら“ざざむしとり”をしているよう。“ざざむしとり”は、昔からこの地域の冬の風物詩だが、今はあまり見かけることはなく珍しい風景。おじさんに声をかけて獲った虫を見せてほしいとお願いすると、作業をやめて見せてくれた。
カゴの中にはゴミに混ざって小さいざざ虫がいて、子どもたちは「みたいみたい」と珍しい生き物を食い入るようにして見せてもらった。
保育者がいろいろ質問すると、12月~2月が漁期で、多ければ半日で2キロぐらい獲れるとのこと。
帽子に「虫踏許可証」の鉢巻きを巻き、長靴の上には金属製の特注の“かんじき”をつけていて、これでガサガサさせて持っている網で獲るのだと説明してくれた。そして、ざざむしを獲る人は20人ぐらいいるが、みんな70歳代で自分は最年少、3年目だと話してくれた。
この虫を煮付けて食べるのだと聴いた子どもたちは「えー!?」「たべるのー?」と驚いていた。
おじさんと別れた後、下流の川岸に下りて石を裏返してみると、先ほど見たざざ虫がくっついていた。
何人かの子どもが石をひっくり返しては「いた」とか「ここにはいない」と探していて、年長女児Kは自分で捕ったのか手に持った虫を「ほら」と見せてくれた。
2歳児男児Kは、保育者のみつけた太めの虫を欲しがったので手のひらに乗せてやると、しばらくジッと見て持ち歩いた後、川に返していた。
・見た目にはちょっと引いてしまうような姿の虫。これを食べるのだと知った子どもたちは衝撃的だっただろうと思う。また、見せてもらっただけではなく、子どもたちが自ら石の裏にいるのを見つけたり、捕ったり、触ることができたので記憶に残る。
・2歳児Kは、持つのを一瞬ためらったが、興味の方が優ったようで、手の平の虫をどんな気持ちで見ていたのだろう。
・作業の手を止め、快く子どもたちに見せてくださり、話をしてくださったおじさんに感謝します。
園の形態 | 特化型 |
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代表者氏名 | 園長 : 小林 成親 |
運営法人 | 特定非営利活動法人 山の遊び舎 はらぺこ |
運営法人代表者名 | 阿部 大輔 |
園の設立日 | 2005.4.1 |
認定日 | 2015.10.13 |
区分 | 認定こども園 |
住所 | 〒396-0004 伊那市手良中坪1452 |
エリア | 南信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0265-76-3341 FAX : 0265-98‐9355 MAIL : hello@harapeco.org |
ホームページ | https://harapeco.org |
定員数 | 未満児 : 5人 3歳児 : 7人 4歳児 : 7人 5歳児 : 7人 6歳(学童)以上 : 0人 |
基本開所曜日 | 月,火,水,木,金 |
基本開所時間 | 8時〜16時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |