2017年6月26日
2016年11月18日(金)
“金鳳寺”へのハイキング。お寺の裏山を歩く。
駐車場の道路脇にあるモミジバフウの木の紅葉を見てから、いつもの裏山へ。森の入り口にあるお地蔵さまの前を通ると、ここにも大きなイロハモミジの木があって紅葉真っ盛り。子どもたちも口々に「きれー。」「ママにおみやげにする。」と、気に入った葉を拾いながら先へと進んで行く。年少女児二人は、葉の他にもまつぼっくりを見つけては拾いながら歩いていた。
山の頂上でお昼を食べてから下山し、最初に寄った駐車場下のモミジバフウのところへ。朝よりも青空が濃くなり紅葉がより映えて見えた。子どもたちも朝より体の動きも気持ちもほぐれて、紅葉した葉に引き込まれるように近づき落ち葉を拾っていた。言葉では表せない様々な色の葉の中から自分が気に入った葉を集めている子どもたち。その葉を大切に持ち帰っていた。
裏山を歩いている最中、年長女児Mが、「ねえみて。」と枯れた朴葉を見せてくれた。特に変わった感じがなかったのだが、それは柔らかく触り心地が良かった。保育者が驚きながら「柔らかいねえ。」と言うと、「そうでしょう。」とちょっと得意気な顔のMは「わたしがみつけたんだよ。」と続け、ほかの葉っぱの入った宝物入れに加えていた。いつも落ちている朴葉との違いに気づいたM。さんぽの時はよく草花を摘み、ままごと遊びの中でも泥のケーキを草花で飾っている彼女らしい気づきと感じた。
普段は草花を摘むことより棒を振り回している年長男児4人も夢中になってモミジバフウの葉を集めていた。その中のSは、トゲトゲのモミジバフウの実が気に入ったよう。また、Tの持っている葉は全部色が違っていた。
園舎に戻った後、SはTと一緒に持ち帰った実を投げてあそんでいた。
年長女児S、K、N、Mの4人は園舎に戻った後、先ほど拾い集めてきたモミジバフウの葉を麻ひもにテープで貼りつけて、ネックレス、うでわ、ゆびわを作っていた。たくさん作っていて、おみせやさんをするつもりのようだったので、「すてきなのができたね。」と声をかけるとネックレスをくれた。
下山したあとに再度モミジバフウの木のところに行ったときは、半日歩いて体もほぐれ、森の中で様々なものと出会い触れたことで心も解放されて、朝とは違う子どもたちの表情が見られた。数知れないたくさんの落ち葉の中から、ひとりひとりがその子なりの想いがあって葉を選び、宝物にしていた。
また、園に持ち帰った後、宝物は袋に入ったままのことが多いが、この日は年長女児たちが気に入った葉を身につけたいと思ったのか、あそびに取り入れアクセサリー作りをしていた。個々に集めた葉を友だちと共有して形にしていた姿が印象的で、アクセサリーにした発想がおもしろいと感じた。
園の形態 | 特化型 |
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代表者氏名 | 園長 : 小林 成親 |
運営法人 | 特定非営利活動法人 山の遊び舎 はらぺこ |
運営法人代表者名 | 阿部 大輔 |
園の設立日 | 2005.4.1 |
認定日 | 2015.10.13 |
区分 | 認定こども園 |
住所 | 〒396-0004 伊那市手良中坪1452 |
エリア | 南信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0265-76-3341 FAX : 0265-98‐9355 MAIL : hello@harapeco.org |
ホームページ | https://harapeco.org |
定員数 | 未満児 : 5人 3歳児 : 7人 4歳児 : 7人 5歳児 : 7人 6歳(学童)以上 : 0人 |
基本開所曜日 | 月,火,水,木,金 |
基本開所時間 | 8時〜16時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |