2017年6月26日
2016年7月8日(金)
5月末に田植えをした田んぼでの草取り。裸足になって田んぼの畔に並び、まずは稲の様子を見てみる。保育者から、田植えをした時と何か変わったか問われると、「くさがある。」「おおきくなった。」との声。「あ、おたまじゃくしがいる。」という声もあった。
そして保護者であり”田んぼの先生“でもあるKさんが草取りの仕方を説明しながらやってみせてくれた。
早速自分たちも入って取ってみる。早く入りたくて待っていた子どもたち。次々に田んぼに足を入れKさんの手つきを見よう見まねで草を取り始めた。
田んぼの半分くらいまで取り進んだところになると、脇にある水路に移ってあそぶ人が徐々に増えていく中、年長年中児を中心に黙々と取り続ける姿があった。
皆が入る中、年中女児Mが「きもちわるーい。」と言って田んぼに入ろうとしない。普段から泥遊びをし、泥に対して全く抵抗感のないM。どうやら隙間なくビッシリと生えている細かい草の中に足を入れるのに抵抗があったようだ。草を取ってから足を入れたらどうかと話すと、「あ、そうか。」と素直に草を取ってから足を入れる。そして目の前の草を取っては洗い、畔に投げては進んでいた。
時々隣の年長女児と「くさ、すごいね。」「いっぱいあるね。」と話をしながら、二人とも丁寧に取っていき、しばらくするとMの「たのしいー。」という声が聴こえてきた。
年長女児Sは普段興味がないことだと全体から離れがちだが、この日は「わたしたちは ちゃんとやっているのに、あそんでたらダメでしょ。」と、遊びだした友だちに対して声をかけるほど外れることなく
草をとっていた。水が濁り、草がどこにあるか分りにくい中、最後までやり終えた数人の中のひとりだった。
今年は代かきをする前の水を入れた田んぼに入り、泥の中であそぶ機会があったからか、田植えの時にはほぼ全員が田んぼに入っていた。
今回の草取りも、年長児や年中児は抵抗感がなかったり、泥の感触を心地よく感じられたのか、草取りという作業的なことも好意的に捉えられ、年中女児Mのように「きもちわるい」が「たのしい」に変わったり、年長女児Sのようにいつもより集中力が続いていたように感じた。
また、田植えや田の草とりを通して、子どもたちが稲の成長やその先の米の収穫を喜びに感じられることを願った。
園の形態 | 特化型 |
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代表者氏名 | 園長 : 小林 成親 |
運営法人 | 特定非営利活動法人 山の遊び舎 はらぺこ |
運営法人代表者名 | 阿部 大輔 |
園の設立日 | 2005.4.1 |
認定日 | 2015.10.13 |
区分 | 認定こども園 |
住所 | 〒396-0004 伊那市手良中坪1452 |
エリア | 南信 |
お問い合わせ先 |
TEL : 0265-76-3341 FAX : 0265-98‐9355 MAIL : hello@harapeco.org |
ホームページ | https://harapeco.org |
定員数 | 未満児 : 5人 3歳児 : 7人 4歳児 : 7人 5歳児 : 7人 6歳(学童)以上 : 0人 |
基本開所曜日 | 月,火,水,木,金 |
基本開所時間 | 8時〜16時 |
延長保育の有無 | 要問合せ |
園児募集 | 要問合せ |
保育者募集 | 要問合せ |