Vol.002
是非、長野県でのびのびと子育てを。 長野県副知事 中島 恵理 2016.04.01
長野県では、平成27年4月から「信州型自然保育認定制度」をスタートさせました。
この制度では、自然保育の社会的認知度や信頼性の向上、また各園が積極的に自然保育に取り組むことができ、そして保護者が安心して子どもを通わせられるよう、自然保育環境の充実を目指しています。
私の子どもも、この制度によって認定された園に通っていました。我が子には五感が鋭い幼少期に、自然とふれあい、心豊かにたくましく育ってほしいと思っています。
自然保育の在り方は園によって様々ですが、私の子どもが通っていた園には遊具がなく、自然のなかで子どもたちが自由に遊びを創造し、伸び伸びと活動しています。大人(先生)が決めたカリキュラムに従うのではなく、子どもたちが自ら決めた活動の中で、大人たちは、適切なファシリテーションを行い、子どもが生まれながらに持っている「助けあう力」、「お互いを認め合う力」を引き出していきます。自然保育は、子どもが主体的に好奇心や創造力を育みながら、共感力やコミュニケーション力を育成する視点でも素晴らしい教育だと感じています。
長野県の豊かな自然や多様な地域資源は、自然保育を行うには最適な環境です。
県内のみならず、県外の子育て世代の方も、是非、この長野県でのびのびと子育てをしてほしいと思っています。