朝はえらく寒い西箕輪保育園、それでも子どもは風の子。寒いのなんてへっちゃらの様子です(笑)
園庭の山の方面では子ども達が早速何かやっていますよ!
バーベキュ―網の上に、土や葉っぱを乗せ、固めています。「何を作っているの?」
「ピザだよ!」直径およそ60㎝にもなる!森のピザ作りがスタートしました。「美味しそうだね!」「でもまだできていないんだ」
「“さとう”をかけよう!」と子ども達は一斉にとある場所に駆け出します。躍動感のあまり、ブレブレです💦
どうやらここが“さとう”が沢山見つかるようです。ちょっと覗いてみると……
成る程!霜柱のキラキラが“砂糖”に見えたんだね!本当に食べてみたい程、キラキラとキレイだね!でも……ピザに砂糖は合うのかな~?完成の味が楽しみになってきました♡
土台のタイヤの下に薪となる枝をくべます。こうなると、保育士もつい夢中になります!スコップを竹筒がわりに「フーフー」と、火を絶やさぬ様、応援します。
「ぼくもやってみる!」子どものアンテナは鋭いですね!楽しそうな雰囲気を察知して、何人かがやって来ました。大勢で土を盛り、スコップで固めていきます!「ぼくは“はっぱ”をもってくる!」と自然にチームワークになってきます。
ここで片付けの時間になり、遊びは終了。「あした、うまくできているかな?」と期待に胸膨らませ、お昼ご飯となりました。
翌日。朝一から「ピザできているかな?」と元気に登園してきました!山に置いてあったピザに触ってみると……「うわ!かたい!」
どれどれと皆で触って確認します(笑)でも、こんなに大きな一枚ピザをどうやって食べるのだろう?
そこは大胆にスコップで突きます!それでも、簡単には割れません。自然はなかなかタフですね!
私もやってみよう!と皆で叩いてみます。少しずつ砕けてきました!
やあ!割れた割れた!
ほら、こんなに大きいのが出来たよ!と持ち上げてみせてくれました!ヨッ、力持ち!!
「○○せんせいに“クッキー”をもっていこう!」あまりにカチコチのピザだったので、砂糖のついた甘~い“クッキー”に変更されていました(笑)それでも、「ピザだったじゃん!」と誰も咎めないのが、西箕輪の子の良さですね~(手前味噌ですが💦)。
完成品を大好きな担任へお届けします。担任も幸せですね~。
「○○せんせいにもってくる!」スコップにクッキーを乗せて、先生の待つ遠い砂場の方へ。一歩一歩慎重に。そのひたむきな後ろ姿が可愛くて、思わずパシャリと撮りました。
「むしさんがやってきました~!」クッキーのかけらを虫さんにあげる子もいました。ミカンクッキーだったのでオレンジ色に、イチゴクッキーを食べたので、赤色に変化したそうです!設定の細やかさにビックリです!
二日間にわたる霜柱クッキングでした。ごちそうさまでした。
自然と子ども達が織りなす、素敵なクッキングでした。何かとスピードが重視される昨今ですが、こうしたじっくり寝かせる遊びは“ワクワク”で楽しいですね!